ORICON NEWS
つぶすと危険? “あそこ”にできるニキビみたいな毛嚢炎…原因と正しい対処法とは【医師解説】
「ニキビ」に似た「毛嚢炎」、どのような皮膚疾患ですか?
※1…黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌など
Q.毛嚢炎を潰したり、放置したりしても良いのでしょうか?
また、「よう」まで進行すると、治った後も皮膚表面に痕が残ったり色素沈着したりすることがあります。
Q.皮膚を清潔にしていれば毛嚢炎を防げますか?
また、毛嚢炎を何度も繰り返している人は、ぜひ受診された方が良いと思います。「毛嚢炎ができたけど治った。その後、また別のところにできた」という風に繰り返しているうちに、だんだん抗生物質が効かなくなってくることがあります。そこで、どういう菌で毛嚢炎になったのかを病院で検査しておくと、次にどの抗生物質を使えば良いか判断できます。もちろん強いものを使えば何でも効くわけですが、強いものを使い続けていると、その分、耐性菌(※2)を作りやすくなります。できれば、強すぎず充分効くものを使う方が望ましいです。
※2…薬剤に対する抵抗力を持った細菌やウイルスのこと
Q.デリケートゾーンに発症し受診しにくい場合には?
監修者 小林大樹 医師
西小山クリニック(アレルギー科・小児科・皮膚科)院長。東京大学医学部医学科卒業。日本小児科学会 小児科専門医。