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出張中山道をさまようサラリーマン「この道で合ってるんですかね…」、シュールすぎる姿に「スーツでこの景色w」「絶対あってなくて草」
出張中なんですが、本当にこの道で合ってるんですかね… pic.twitter.com/51ZVXBqk4j
— よごれん (@yogoren) May 15, 2024
道中見つけたヤブ漕ぎ用の枝、“いい棒”のコメントがうれしかった
――大きな反響を振り返ってみていかがですか? 感想と印象に残っているコメントがあれば教えてください。
「日常の何気ないポストでしたが、意外と反響が大きくビックリしました。持っていた棒を『いい棒』だと褒めてくれるコメントが多かったですね。ヤブ漕ぎ(道のない藪の中を木の枝やササなどをかき分けて進むこと)に適したいい棒を選んだつもりでしたので、うれしいですね」
――出張中とのことですが、あらためてどうしてこの場所へ行かれたんですか?
「以前から気になっている石切場跡があり、訪れた取引先で『そこに行く道があるよ』と教えていただきました。その日最後の訪問先で、この時期はまだしばらくは明るいので、勝算があると見込み、その足で向かいました」
――今回この道を進んでみていかがでしたか。
「行けると思って頑張ってやぶを漕いで泥の上も進みましたが、災害により途中で道がなくなっていました…。想像以上に酷かったですね」
人生初ドライブで行った“酷道”が忘れられない
――よごれんさんが“酷道”にハマったきっかけを教えていただけますか?
「運転免許取得後、人生初のドライブで岐阜から福井に行こうと思って選んだ道が“酷道”でした。『落ちたら死ぬ!』と書かれた看板が現れた時は、落ちなくても死にそうでしたが、それ以来ハマっていった感じですね」
――これまで見た中で一番の“酷道”はどこのどんなものでしたか?
「“酷道”とは、国道なのに酷い道のこと。酷さにもいろいろなパターンがあって甲乙つけがたいのですが、恐怖の初ドライブとなった157号は、いろいろな意味で忘れられない思い出深い酷道です」
――最後に、“酷道”の魅力を教えてください。
「単に道が酷いだけではなく、明治時代から今日に至るまでの歴史をたどればロマンがあふれてます。また、道幅が狭くゆっくりとしか走れない道は、自然や人々の生活との距離感が近く、地元の方と話す機会も多くなりがちです。魅力豊かな酷道に出かけるとやみつきになりますが、くれぐれも運転には気をつけましょう」
Profile よごれん
TEAM酷道/鹿取茂雄/『Fielder』『文春オンライン』連載/CBCテレビ「道との遭遇」出演/「まいまい東海」ツアーガイド/『酷道大百科』『レトロピア岐阜』『日本の秘境』など著書/本業は研究職のサラリーマン/ここで書けないことはFacebookでhttps://facebook.com/teamkokudo
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