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“鬱袋”って知ってる? 福袋に「残り物には福がある」は通じない

 年間200種以上の福袋を購入し、自身のサイト「福袋ギルド」で、中身を公開しているもちこさん。福袋と名のつくものであれば購入するハンターであり、中身がわからないものも勘で買うギャンブラーだ。食品、雑貨、コスメ、衣料、デパート系など様々な展開があるが、“鬱袋”というジャンルがあるという。

正月だけのものではない! 年間通して様々な福袋が存在する?

「実は、福袋は新春だけでなくゴールデンウィーク、夏、ブラックフライデー時期にもたくさん発売されるので、年中福袋を購入しています」と話すもちこさん。昔は正月の初売りで、その年の運試しとして買う福袋も、時代と共に変化を遂げている。

 新春福袋に絞ると、例年WEBでは早いところでは10月から予約が始まる。今年もすでに様々なメーカーの情報がネットを中心に解禁されている。

 もちこさんが福袋を購入するときの決め手は、「中身が見えている場合は損をしていないか。中身がわからない時は完全に勘で買っている」という。
「福袋に関しては『残り物には福がある』が通じないと思っています。1月中旬まで店頭に並んでいる福袋は“鬱袋”の気配がするので買いません(笑)」

可視化定着でもまだ存在するギャンブル感…一番ひどかった中身は?

 ここで聞き慣れない言葉が登場した。“鬱袋”とはどんなものなのだろうか。
「鬱袋とは、簡単に言うと『ハズレ福袋』です。使わないものばかりが入っているものや意味がわからなものが入っているタイプのもの、中身を個別に定価で買ったほうが安いという悪質な鬱袋も存在します…」

 一年通してジャンルレスに福袋を購入するもちこさんは、この鬱袋を何度も購入してしまった経験があるという。
「『中古アニメが詰まったDVD福袋』を買ったはずが、中身が英語教材と雑誌の付録についてたサンプルCDだったとか、何に使ったらいいかわからない“脳みそのポーチ”が入ってる鬱袋とか。知らないおじさん(素人)が歌っている謎のCDと折り紙でおった手裏剣が入った謎鬱袋など…。定期的に出会っています。鬱袋には新年から笑わせてもらってます」

 福袋の魅力は「ガチャのようなエンターテイメント性」と語るだけに、“鬱袋”を引き当てても笑って済ませる度量を持っているもちこさん。

 昨今は中身が可視化されているものも多く、ハズレに出会うことも少なくなっているはず。とはいえ、やはりいまだ失敗したくないから購入するのをためらう…という人もいるだろう。そんな“福袋ビギナー”へアドバイスをもらった。
「私も1万円超える福袋は『失敗したくない』と強く感じてしまうので、ある程度選んで買っています。『福袋で損したくない!』という人は、普段通っている飲食店の福袋をチェックしてみてください。食事券だけで元が取れるお得な福袋も多いですよ」

 もちこさんは、福袋の発売情報を見つけるとSNS等で随時発信している。新春福袋に関しては「損しない」を押さえつつも、かつての“運試し”の気持ちも忘れず、はずれたら笑って楽しむ位心をもって挑むのがちょうどいいかもしれない。
もちこさんのTwitterでは福袋のネタバレ続々公開されている。
Twitter もちこ@福袋ギルド@matatabi8787(外部サイト)
福袋の中身ネタバレブログ「福袋ギルド(外部サイト)



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