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磯村勇斗、映画館で観ない日がない活躍ぶりとサウナの相関関係 『異動辞令は音楽隊!』インタビュー
磯村どの作品もできる限り役について調べたり、考えたりしてクランクインに臨んでいるのですが、そのための時間が十分とれない、ということもありました。いろいろなお仕事をいただけて、ありがたい。ぜひ、やりたい。という気持ちと、もっと役と向き合いたいけど時間が足りない。そこはすごく葛藤するとこですよね。タイトな時間の中での対処法を自分なりに模索しながらやっている、という感じです。駄目だなぁと、落ち込むことも多々あります。
――落ち込んだ時は?
磯村そこはやっぱり、サウナですね。息抜きの場でもありますが、懺悔(ざんげ)をする場所でもあるんです。その日、うまくいかなかったことを懺悔して、汗とともに流して、気持ちを切り替えて、いったんクリアにして、明日また頑張ります。
磯村健康に気をつけて80歳まで現役でいられたら、あと50年間は俳優の仕事ができる。だから今は、焦らずに、ひとつひとつの出会いを大切に、丁寧に向き合っていくことの方が最終的に実りある俳優人生を送れるのではないかと思っています。