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新シリーズ『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』放送決定 見里朝希&小野ハナ、監督対談

大事なことは作品制作そのものを楽しむこと

――『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』を手掛けるにあたり、小野さんが気をつけたことは?

小野見里さんの頭の中に浮かんだ断片的なアイデアやイメージをちゃんとキャッチして、それをつなぎつつ、観る人をちゃんと楽しませるストーリーに仕上げていくことにすごく気を配りました。
  • 見里朝希氏

    見里朝希氏

見里今回、小野さんは僕から<モルカー>を託されて、正直に言って、本当に大変だったと思います。いろいろとプレッシャーを与えてしまっていたんだろうなって。僕は小野さん自身が作品制作そのものを楽しめなかったらどうしよう、とちょっと心配していました。

 監督が代われば、どうしたって以前とは異なるところもあると思います。でも、それによって<モルカー>に新しい刺激が加わったのは間違いなくて、僕自身、自分でやっていた時には気づくことができなかった<モルカー>の魅力に気づくことができました。僕が観た限り、<モルカー>の魅力は全く失われていないですし、さらに小野さんならではの良さもにじみ出ているところも見えたので、正直、ホッとしています。

 作品づくりにおいて、個人的に大事だと思うのは、作り手自身がそれを魅力的だと思って、納得することだと思うんです。多くの人に伝わるように中身をわかりやすくすることも大事ですけど、作家性といいますか、作者自身の欲望をありのままにさらけ出せるか、ということの方が大事なのではないか、と。自分に嘘をつかない表現をした作品こそ、作者の魅力が伝わる。だから、今回の<モルカー>で、小野さん自身が自分をさらけ出してくれたな、と思うことができました。それは小野さん自身にとってもすごく良いことなんじゃないかと思いました。
  • 小野ハナ氏

    小野ハナ氏

小野そうですね。見里さんのアイデアをただ並べただけのものを作っていても、見里さん自身が作るものには到底及ばないですし、私自身、やってて味気ないものになってしまうだろうということは最初から思っていました。だって見里さんはものすごく楽しんで作品を作っていらっしゃる方だから、まず「そこで劣ったらヤバい」と思いました。見里さんに負けないくらい、<モルカー>たちのことをかわいがって、愛して、アニメーション制作を楽しむ。それを頑張る作業でした。

 今回、私がさらけ出したのは、「モルカーってどういう風に生きてるの?」という<モルカー>の世界への探究心ですね。見里さんとのやりとりの中で、まだそこまで語らないよ、という余白みたいなのも残しながら、本作の中で描いていいラインを探りつつ、人間と暮らしているモルカーの知られざる一面を探し出す作業が楽しかったです。細かい想像をいっぱい膨らませながら、『PUI PUI モルカー』の新シリーズを作っていきました。

『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』 「見里朝希×小野ハナ Wクリエイター モル・トーク」Vol.1

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