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麗しい男装姿が印象的…パク・ウンビンが『恋慕』を振り返る「愛された実感を得られた作品」

パク・ウンビン

王位継承者でありながら若くして死んでしまった双子の兄の身代わりに、男装をして王になるイ・フィの生き様を描いたドラマ『恋慕』。Netflixを通じて日本でも公開され人気となった本作は、中でもイ・フィを演じるパク・ウンビンに注目が集まった。その理由の一つは、麗しい男装姿。そして、まるでイ・フィが実在するかのように真に迫る演技は、パク・ウンビンという俳優への興味をかきたてた。韓国では最優秀女優賞・人気賞とともに、ジウン役を演じたロウン(SF9)とのベストカップル賞も受賞。すでに次回作の撮影の真っ最中という彼女に、『恋慕』を振り返ってもらった。

パク・ウンビン メッセージ動画

『恋慕』反響に感謝 愛された理由は?

――日本では『恋慕』がNetflixのランキングでTOP10入りし、大きな反響を呼んでいます。ご自身では、韓国外の反響をどのように感じでいらっしゃいますか?

まずは『恋慕』をたくさん応援してくださって、あらためて感謝いたします。私が聞いたところによると、世界のランキングの中で日本が一番長くTOP10に残っていたそうで、日本で『恋慕』を愛してくださる方がたくさんいてくれるんだと知って、とてもうれしく思いました。

ランキングの1位、2位にもなったと聞きました。ほかにもたくさんの作品がある中で、『恋慕』を愛してくださった理由はなんだろうと私も考えてみたのですが、韓国の時代劇ということで、文化の違いや言葉の違いはあるものの、同じ東アジアの方にはなじみのある世界観だったのではないかと思います。

素敵なストーリーと共に素敵な画面を楽しんでいただけたこと、さらに情緒あふれる悲劇的な物語がつづられていたことが『恋慕』が愛された理由ではないかと思っています。
――「KBS演技大賞」では最優秀女優賞、人気賞、また共演のロウンさんとベストカップル賞に輝きました。受賞の感想を教えてください。

三冠に輝いたのは初めてだったので、とてもうれしくて感謝しています。最優秀女優賞は個人の頑張りを評価してくださった気がしてうれしいですが、何よりうれしかったのは人気賞ですね。これは『恋慕』とパク・ウンビンという人間を愛してくださるファンの方がくれた賞のような気がして、とてもうれしかったです。

ベストカップル賞については、『恋慕』はラブストーリーなので、私たちカップルの絆を認めていただいたようでうれしかったです。『恋慕』とパク・ウンビンを愛してくださるみなさんにあらためてお礼をお伝えしたいです。おかげでとても幸せな気持ちで年越しができました。

――今回演じられたイ・フィは“女性であることを隠して生きる世子・王”でした。かなり難しい役どころだったと思いますが、この役に挑戦しようという決め手は何かありましたか?

今まで見たことがないキャラクターでしたし、恐らくこれからしばらくの間はイ・フィのようなキャラクターは登場しないだろうと思えたことが大きいですね。朝鮮時代を舞台に、女性が王になるというキャラクターは、今後また演じる機会がないだろうとも思いましたし、そこが俳優としてこの役を演じてみたいという気持ちにつながりました。

イ・フィは男装をしながら王という朝鮮時代の最高峰に君臨しますが、俳優としての私に新しい夢を抱かせてくれたような役でした。ドラマをご覧になった方ならわかると思うのですが、イ・フィはチョゴリではなく韓服を着ているんですね。今までほかの男性が着ているのを見ることはあっても、まさか自分が着ることになるとは思いませんでした。でも、台本を読んだ瞬間、私にこういう役を演じる機会が来たことをとてもうれしく思いました。だから、この作品に出ないという選択肢は私にはありえませんでした。

男性として生きる努力「フィの気持ちを100%理解することができた」

――いつかは男装してみたいと思ったことがあったんですか?

そうなんです。実は以前、ドラマ『ホジュン〜伝説の心医〜』という時代劇に出演したことがあるのですが、そこでも少しだけ男装した場面があるんですよ。もともと男装というのは少しの間、身分を隠すためにするものですよね。他の作品でも同様だと思いますが、『恋慕』は男装をし続ける作品だったので、私も自分が男性の韓服を着たらどういうふうに見えるだろうと興味がありました。

また、せっかく男装するなら高い身分の役回りのほうがおもしろそうとも思いました。いざ撮影に入ると、思っていた以上に男装するシーンが多かったです。最終話まで、ほぼ男装していました(笑)。そのため、“着たことがない種類の韓服はない”というくらいたくさんの韓服を着ることになりました。これまで、時代劇で女性用韓服はたくさん着る機会がありましたが、男性用韓服が体になじむくらい、たくさんの韓服を着たので、この『恋慕』を通じて簡単には演じることのできない体験をさせていただきました。
――身なりなど、見た目の部分で工夫した点を教えて下さい。

イ・フィは誰よりも優れた資質を持っているキャラクターなんです。武芸にも秀でていて、女性であることを除けばすべてにおいて王になるにふさわしいという人物なんですね。私がそんなイ・フィを演じるにあたってまず考えたのは、背が低い私が外見的に完全に男性として見られるように演じることはどうしても不可能だということでした。でも逆にこのドラマでは、それこそが必要不可欠な要素だったんです。だからこそ、人々がイ・フィに疑いを抱くし、それによって危機的な状況が訪れます。それに、男装をしていてもラブストーリーが展開していくので、完全に男性のように見えるのも、それはそれで物語に没頭できないという人もいるかもしれませんよね。

なので、本当の男性とは少し違うところに関しては演技で埋める必要がありましたし、私としてはフィという人物そのものを受け止めていただけるように演じる、ということに集中しました。もともとの私の声は一般的な女性の高さだと思うのですが、フィを演じるにあたってはもう少し低い声で話すように努めましたし、フィという人物の魅力をお見せできるよう、頑張って演じました。
――男装だけでなく馬に乗ったり、盾も見事に使いこなしていました。練習はかなりされたのですか?

実は『恋慕』の撮影に入る直前まで映画の撮影があって、練習期間が長く取れたわけではなかったのですが、幸いにも私の上達が早くて(笑)。馬も1時間で乗れるようになりましたし、剣術は腕が細いので男性と同じ力で剣を振り回すことはできませんでしたが、それこそ全身筋肉痛になるくらい全力で、私ができる限りの努力はしました。私がしてきたそういった努力はきっと、フィが男性として生きるためにしてきた努力と似ていると思うんです。おかげでフィの気持ちを100%理解することができたと思っています。ただ、ものすごく大変ではありました(笑)。

演じて苦労した点は? 役作りや“ウンビンとフィ”の共通点

――イ・フィという役を演じていて一番難しかった点、苦労した点を教えてください。

私が出演していない場面はもちろん他の方々が活躍してくださっているのですが、もともと私の登場シーンがものすごく多かったです。なので、体力的に大変だったことは多かったです。去年の夏、韓国はものすごく暑かったんですよ。日本も同じだと思いますが、それだけ暑い最中、エアコンの効いた部屋に逃げることもかなわない状況の中で、全員が同じだけの苦労をしました。

中でもドラマ序盤の講武場でのシーンは一番大変でしたね。ドラマ後半は、制作の都合上どうしても撮影しなければいけない分量がどんどん増えるのですが、最終回にあれだけ大掛かりなシーンがあるとは思ってもいなかったんですね。なので、出演者だけでなくスタッフたちも台本を読みながら「これは大変だぞ」と話し合っていたのですが、幸いにも無事に撮影を終えることができました。ドラマの最後の最後まで気が抜けない展開で、視聴者の方も心臓がドキドキしっぱなしだったと思うのですが、苦労した分、幸せを迎えた最終回でとても報われました。

――イ・フィという人物を演じるにあたっては女性としての気持ちで演じる部分、男性としての気持ちで演じる部分があったかと思います。ご自身ではどのように気持ちの切り替えをされていましたか? また、役作りで工夫した点があれば教えて下さい。

男性として生きなければいけないイ・フィですが、さらには王としての心情もあったと思いますし、とはいえ実際に女性であるタミとしての心情もあって…。それらすべてをひっくるめて、フィという人物なんだと思います。だから私は、それらを分けて考えるというよりも、フィが王であろうとして恋心を封印しようとしたり、それでも愛を捨てきれなかったり、そういうことをなぞっていく過程で、自然にフィとして生きること、ひとりの人間としてフィに接することを大事にしました。

人としてどうしようもなく湧き上がる心情は、私が意識的に演じようとしなくても、作品の世界にどっぷり浸っていたおかげで自然にあふれ出ていたと思いますし、そういったところを視聴者の方にも感じ取っていただいて、フィという人物に共感してくださったのではないかと思います。
――お話を聞いているとフィという人物を演じると言うよりもシンクロしていくという感覚だったのかと思いますが、ウンビンさん自身とフィという人物の共通点はありますか?

似ていると思うのは、責任感が強いところですね。最初の頃のフィは人を遠ざけていましたが、それは自分の秘密がもし漏れてしまったら、自分の周りにいる人たちをも危機に陥らせてしまうからで、彼女なりに周りの人を守ろうとしていたんですね。でも、彼女自身の情の深さからどうしても人を放っておけないというところがありました。そういう、守るべき人が多いフィの責任感が強いところは私自身と似ているなと感じました。

守りたいものが多いのは彼女のいいところで、私がすごく好きなところでもありますが、それ以外は演じていて自分とは違うと感じるところが多かったですね。だから、フィとのシンクロ率が高かった理由は私がフィと似ていたからではなく、私自身がフィという人物の人生に没頭したからだと思います。

ベストカップル賞に輝いたロウンとの共演「良いパートナーだった」

――ロウンさんとはベストカップル賞に輝きました。共演してみて、ロウンさんの印象を教えてください。

ロウンさんは台本に書かれているジウン以上にジウンの人生を儚んで、ジウンという役にはまり込んでいたと思うくらい没頭する力に長けた俳優だと感じました。フィとしてジウンと一緒にいると、相乗効果が生まれるような、良いパートナーだったと思います。それは、ロウンさんが演技にかけるひたむきな努力と情熱、熱意のおかげだと思います。ジウンという役について掘り下げる深さが素晴らしかったです。

おたがいが演じるキャラクターについてよく話もしましたし、それが役について理解する助けにもなりました。台本に書かれていることを演じて具現化する時、息の合った演技をすることができたと思いますし、そのおかげで二人のシーンを美しいと言っていただけたのではないかと思います。
――ロウンさん演じるチョン・ジウンとの恋路をハラハラしながら見守った視聴者も多かったと思います。2人のシーンでパク・ウンビンさんが思う“一番ドキッとしたシーン”を教えてください。

時代劇にしては、思っていた以上にラブシーンが多かったですよね(照)。ソン・ヒョヌク監督はラブストーリーが好きで、戦争ものも好きという監督さんなんですよね(笑)。ラブシーンは多かったけど、今思いつくのは、最終回の最後のシーンですね。

海辺でエンディングを迎えた時、幸せな人生を送る二人の姿を見せることができたと思います。何の心配もなく生きる彼女が映る場面はそれが最初で最後だったので、撮影しながらも平穏さを感じました。フィが愛した人たちがたくさん出てくる場面でもあるので、みんなで一緒にエンディングを迎えることができたという意味でもとても感慨深いシーンです。実は、そのシーンが撮影の最終日だったんですよ。だから、その時はまだこれが最後の撮影という実感は湧かなかったけど、心は軽かった一日でした。
――1年を通しての長い撮影だったと思います。その中でも、ご自身が一番印象的だった、または心に残っているシーンを教えてください。

こういう質問をたくさんいただくんですが、『恋慕』という作品は不思議なことに、印象的なシーンがたくさんあるんです。個人的には、フィが父の恵宗と最後に会話をして宮廷を離れろと言われる場面です。それまで一度も自分で選択した人生を生きたことのない彼女が、初めて父に心情を吐露した場面でもあって、そこは演じていてとても悲しかったですね。最終回、フィがギジェに毒の入ったお茶を差し出して一緒に飲む場面は、ジウンが部屋に飛び込んでくるまで、視聴者のみなさんもハラハラしながら観てくださったと思います。でも本当に、どれか一つの場面に絞るのは難しい作品ですね。

時代劇で初めて経験した撮影秘話「私の顔のすぐ横にカメラがあった」

――『恋慕』ならではのユニークな撮影秘話があれば教えて下さい。

『恋慕』は今まで私が出演してきた作品とはっきりと違うところがありました。それは、カメラとの距離です。ドラマを観てくださった方ならわかると思うのですが、私の顔が画面全部に大写しになるくらいクローズアップされた場面が多かったですし、とにかく顔のアップが多かったです。時には撮影で私の顔のすぐ横にカメラがあったこともありました。それは、些細な感情の変化を捉えるためのアングルでもあったのですが、ソン・ヒョヌク監督とハン・ドンヒョン撮影監督の二人だからこその撮影方法でもありました。

こういうアングルは私も『恋慕』という時代劇で初めて経験しました。アップも多かったですが、時代劇はその場を広く見せる場面も多いので、ものすごく引きの場面も多くて、その両極端な場面転換で役者の繊細な変化を見せようとしてくださったのだと思います。そして韓国の地方には美しい景色の場所が多いのですが、そういうところを探してドラマに反映させた、というのも大きいですね。

――顔が大きく映る場面はたしかに感情の動きが見てとれるという利点はありますが、演じる側としてはプレッシャーも大きかったのでは?

そうなんです。毛穴も見えるのでは、と思うくらいの近さでしたから(笑)。でも、それすらも美しく見えるようにみなさんがんばってくださいました。撮影が後半に入るとどうしても疲労が重なって肌トラブルが起きることもありましたが、たぶんみなさんには気づかれなかったと思います。それだけ、スタッフさんが気を遣ってくれました。個人的には、撮影が楽しくて、体は疲れていても心は幸せだったので、そういうことが肌にも表れていたんじゃないかと思います。
――肌トラブルはまったく気づきませんでした。キュートな笑顔と透き通るような白肌がとても魅力的でしたが、美容や食事で心がけていることがあれば教えてください。

私はダイエットをしないようにしています。ダイエットしようと思うと急に食べたくなって、食べる量が増えるからです(笑)。なので、食べすぎた時は後で量を調節したりしながら食べたいものを食べています。これは食べちゃダメ、これは食べなきゃダメと強迫的に考えるのは疲れてしまいそうで、好き嫌いはなくはないけど(笑)、できるだけ偏りなく食べるようにしていますね。

――子役時代を演じたチェ・ミョンビンさんとは交流はありましたか?

ミョンビンとはよく会いましたよ。子役のみんなの出番は1、2話だったのですが、撮影は5か月くらい一緒だったんですよ。みんなもきっとそうやって長い間、撮影に入るのは初めての経験だったと思うのですが、『恋慕』という作品をみんなが大切にしていることを強く感じました。会うたびに照れながらも仲良くしてくれて、うれしかったですね。

演技もすごく上手でした。ミョンビンがタミ、そしてイ・フィという人物をうまく演じてくれて、私にいいバトンをつなげてくれました。彼女の演技のおかげで、1話2話を観て『恋慕』を続けて見ようと思ってくださった方も多かったんじゃないかと思いますし、感謝しています。

日本のファンにメッセージ「たくさん愛してくださってありがとう」

――今後、どのような役に挑戦してみたいですか?

『恋慕』のおかげで知見を広めることができました。大変な作品ではありましたが、最後までやり遂げたことが自信にもつながりましたし、これからどんな役でも怖がらず、勇気を持っていろんな役に挑戦したいと思って、いろいろと考えています。

実は今、次回作を撮影しているところです。『おかしな弁護士ウ・ヨンウ』というタイトルで、Netflixでも配信される予定なので、日本でもご覧いただけると思います。私が演じるのは自閉症スペクトラムの天才弁護士という役で、髪もご覧のように短くして、また違った女性の人生を生きています(笑)。『恋慕』とはまた違った作品で、日本のみなさんにまたお目にかかれることを楽しみにしています。期待してください!
――またまた難しい役どころのようで、俳優としての覚悟を感じます。作品を選ぶにあたって、大事にしていることは何ですか?

覚悟はいつも持っていますね。覚悟がなければ何事も乗り越えられないと思うので、いつでも情熱を持って作品に臨んでいます。作品選びに関しては、その時その時で私の心にすっと入ってくるものがあるんですよね。『恋慕』のイ・フィもそうですし、『おかしな弁護士ウ・ヨンウ』もそうですが、演じるには難しい役なのでもちろん怖さもあります。やめておこうかという考えがよぎることもありましたが、避けようがないくらい、いい作品なんですよね。

ご覧になっていただけたらわかると思いますが、『おかしな弁護士ウ・ヨンウ』もまた私の役者人生において記憶に残る作品になると思いますし、だから私は自分の選択をしっかり務められる強さを育てたいといつも思っています。今はいろいろと大変ですが、それに打ち勝つ姿をみなさんにお見せしますので、ぜひ作品で確認してください!

――これまでの演技キャリアの中で大きな転機となった作品はありますか?

転機となった作品は多いですね。すべての作品が私にとって少しずつ転機をくれたとも言えます。その中で、日本のみなさんがご存知の作品を挙げるとすると、子役として出演した『太王四神記』が子どもの頃の私にとって転機になりました。大人になってからは『秘密の扉』という作品が私にとって大きな意味を持っています。『恋のドキドキ・シェアハウス〜青春時代〜』と『恋のドキドキ・シェアハウス〜青春時代2〜』もまた私のイメージを大きく変えてくれたありがたい作品です。『ブラームスが好きですか?』は日本でもすごく人気のあった作品ですよね。そして『恋慕』があり、次の『おかしな弁護士ウ・ヨンウ』もまた転機になればうれしいですね。
――『恋慕』でパク・ウンビンさんを初めて知ったという方に、次に見るべきご自身の出演作をおすすめするとしたら?

多すぎて困りますね(笑)。でも、『恋慕』で私を知ってくれた方が、私の出演作の中で『恋慕』と同じような作品を、というのは難しいです。なので、『恋慕』のイ・フィではなくパク・ウンビンに少しでも興味を持ってくださったなら、出演作を一度全部観ていただきたいですね! 過去作はいつでも観られるので、私の次の作品が出るまでは過去作を楽しんでいただいて、そうしている間にきっと新しい作品が出るので、それもまた観ていただきたいです(笑)。たくさん愛してください!

――日本のファンにメッセージをお願いします。

みなさん、『恋慕』をたくさん愛してくださってありがとうございます。これからもNetflixで作品は残り続けると思うので、ぜひこれからもたくさん観てください。私たちのこの作品は完璧なハッピーエンドなので、最後はハッピーエンドで終わるとわかってからドラマを最初から見ると、つらい場面も心穏やかに観られることと思います。これからも長くこの作品を忘れずにいてくださるとありがたいです。『恋慕』、そしてパク・ウンビンをこれからも見守っていただけるととてもありがたいです。日本のファンのみなさん、愛してる(ハート)
――最後に、パク・ウンビンさんにとって『恋慕』はどんな作品でしたか?

『恋慕』は、私がこれまでできなかったことを思いっきりやることができた作品でしたし、撮影しながら切なさ、愛しさを感じた作品でもありました。イ・フィを演じていて彼女の幸せを心から願いましたし、私にとって意味のある経験をくれた作品でもあります。主演俳優として私がすべきことをはっきりと教えてくれた作品であり、また努力した分だけ愛された実感を得られた作品でもあるので、私にとってとてもありがたい作品になりました。みなさんのおかげです。本当にありがとうございました!

(取材・文:尹秀姫)

Netflix『恋慕』予告

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