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『デスノート』以来15年ぶりの再共演、松山ケンイチが語る藤原竜也の“天才性”「ちょっと次元が違う」

  • 28日公開の映画『ノイズ』で15年ぶりの本格的共演となった藤原竜也&松山ケンイチ

    28日公開の映画『ノイズ』で15年ぶりの本格的共演となった藤原竜也&松山ケンイチ

 人気漫画の実写映画として、世界的大ヒットを記録した作品は数少ない。そんな中、シリーズ累計興行収入100億円を超えた2006年公開の『デスノート』は、いまだ金字塔として称賛されている。あれから15年――。前作では天才同士の熾烈な頭脳戦を繰り広げた俳優・藤原竜也と松山ケンイチが、28日公開の映画『ノイズ』でW主演を務め、今度は共に殺人を隠ぺいする幼なじみ役を演じた。廣木隆一監督は藤原の相手役は松山以外考えられず、2人の出演が叶わなかったら、本企画は中止も考えていたという。15年ぶりの本格的な共演となった藤原と松山、同じく幼なじみ役を演じた神木隆之介に本作の舞台裏を聞いた。

“暴力的”な藤原の演技に、ラストシーン撮影後は松山「ぐったりして動けなかった」

――久しぶりの共演はいかがでしたか?

藤原竜也本当に時が経つのは早いものだなーと思いました。松ケンがいてくれて頼もしかったというか、気持ち的に救われた部分がたくさんありましたね。初日に「緊張するね」って言ったら、「何言ってんすか。ホームみたいなもんすよ!」って。大したもんだなーと。

松山ケンイチ今回、俳優「藤原竜也」という人物をよりじっくりと見ることができましたね。神木くんとも話していたんですが、集中力の深さが僕らとはちょっと次元が違うんじゃないかと。さっきまで「ちょっと見てよー。どうよ、この俺のモノマネー!」ってヘラヘラ笑ってたのに、本番始まった瞬間にまったく別人になるというか、スイッチを切り替えられるところがすごいなと。

誰かがセリフを間違えた時も、僕らはカットがかかる前に、“あ、間違えたよね”って表情をしちゃう時があるんですよ。で、やり直しかなと竜也さんをチラッと見ると、まだ続けてるんですよね、芝居を!(笑)。現場のみんなは止まってるのに、ずっと一人で芝居に入り込んでいて。そういった面も含め、今回改めて、こんな俳優さんいないなって思いました。やっぱり天才だなと。

――神木さんは「お2人の作品のファンだった」とコメントされていましたが、お2人と共演し、間近で演技を見られていかがでしたか?

神木隆之介いやもう、『デスノート』大好きでしたから嬉しかったですね。お2人を目の当たりにして、とりあえずしがみついてでも行かなきゃっていう必死さが一番ありました。とにかく迷惑かけないようにちゃんと頑張ろうって思って。緊張と興奮が入り混じってましたね。
――撮影後のコメントで、藤原さんは松山さんの現場での居方が「攻撃的」、松山さんは藤原さんの演技を「暴力的」と表現されていましたが、それぞれどのような感じだったのでしょうか?

藤原今回、僕らにとって度肝を抜かれるような特殊な撮影方法だったんですよ。ここをワンカットで撮って、どうやって次のシーンに繋げるんだろうとか。そんな中で、松ケンとか神ちゃんはじめ、柄本明さん、余貴美子さん、黒木華ちゃんと、皆さん芝居が達者な方ばかりだったので、ワンシーン、ワンカットでも、繋げたときにちゃんとキャッチボールができている作品になっていて。その状況下でも松ケンは、佇まい含め、攻めたことができるという意味で「攻撃的」という言葉を使いました。

松山セリフって、言葉と言葉のキャッチボールじゃないですか。竜也さんだけ、セリフじゃなくて、握り拳が飛んでくる感じなんですよ。今回のラストシーンなんかも、撮り終わった後、ぐったりして動けなくなったんですよ。ああいった感覚はあんまりないですからね。

――神木さんから見ても、お2人は「攻撃的」「暴力的」でしたか?

神木そうですね。すごい本当に責められている感覚があるんです。役の中で「さ、お前どうする」って言われるシーンがあったんですけど、実際に自分も追い詰められて「どうする」って言われているような、そういう重みがあって。セリフなので選択肢は決まっているのに、本当に悩んで人生の結論を出したかのような気分になりましたね。

松山ケンイチ、多忙な20代で感じた「演じることの限界」 “田舎暮らし”で生き方楽に

――作品では、一滴の“ノイズ=異物”によって幸福が壊れていくというストーリーですが、皆さんの人生にとって“ノイズ”な人物、出来事は何だったと思われますか?

松山東日本大震災だとか、コロナだとか、すごい大きな波紋が起きましたよね。それで仕事や生き方、生活に対する考え方などは変わりました。皆さんもすごく考えさせられたんじゃないかなと思います。
――以前、「20代の頃は忙しすぎて訳が分からなくなってしまう時があった」と発言されていましたが、現在はご家族とともに田舎暮らしをされているそうで、それによる心境の変化はありましたか?

松山演じるということの限界を感じていた部分があったので、ちゃんと自分で歩いて何かを実感しないと、って思っていたんです。それが楽になったというのはすごくありますね。しがみつくとか捉われるとか、今でも何かに捉われちゃうこともありますけど、もっと広い視野で、俯瞰で見られるようになったんです。自分の人生はこれしかない!ってなっちゃうとすごく苦しくなるので、それが自分の中でスッキリしたというか、整理がついたなと思います。

神木外的要因はいっぱいありますよね。信じるのは自分しかいなかったりしますから。外から入ってきた言葉や情報に対して、信じるのか信じないのかは自分次第ですし。何か些細な一言だけど、その人の人生の後にすごい引っ掛かりをずっと持ってしまったりすることもありますよね。言った人は気軽に言っただけでも、その人にとっては何年も続くもんですから。捉え方によっては、“ノイズ”っていっぱいあるなーと思いますね。

藤原竜也、誇張されたモノマネで俳優業にも支障が?「どの作品でも叫んでない!」

――藤原さんと松山さんは『デスノート』や『カイジ』、『ノイズ』などの共演を通して、お互いにとってどのような存在になっていますか?

藤原『デスノート』は間違いなく、僕らにとってひとつ大きな財産といえるような作品になっているんじゃないかなと思います。もう15年経ってますけど、どこへいっても皆さん話してくれますしね。非常にありがたいです。

松山最初の話に戻ってしまうんですけど、やっぱり竜也さんって、昔から他の俳優さんとちょっと違うところがあるんですよね。演技への入り方といいますか。その違いをみんな分かっているから、『藤原竜也』というジャンルが出来上がったと思うんですよ。TSUTAYAのレンタルコーナーとかで、『アクション』、『コメディ』、『シリアス』、『藤原竜也』みたいな(笑)。

藤原やだ、そんなのー!(笑)。

松山竜也さんの演技を見ていて、どうやったらあそこまでいけるんだろうというのは、ずっと考えさせられていましたね。色々試してきましたけど、十何年と間が空いて、また向き合ってみると、竜也さんみたいなやり方ってやっぱり真似できないんですよ。ずっとパンチされているような強さとか分厚い感じっていうんですかね。それがやっぱり出せないから、追いつけない。自分もいつかジャンル持てたらいいなって思いますね(笑)。
――確かに藤原さんと言えば絶体絶命の場面が多いイメージですが、ご自身としてはどう思われていますか?

藤原「こんな感じでやってみて」って言われた時に、「いや監督それね、モノマネされますから…。ちょっとやめたほうがいいんじゃないですか」って、ボソッと言う時はあります(一同爆笑)。「あ、じゃあ変えとくね」って監督が笑いながら乗ってくれるみたいな。どうにか僕はそこを逸れようと、この先頑張りたいなと(笑)。

――今回はモノマネされるような叫ぶシーンとかはありますか?

藤原どの作品でもそんなに叫んではないんですけどね(笑)。今回は、どっちかと言えば松ケンじゃない?

松山え、叫んでないんじゃないかなー。でも、この作品も竜也さんのモノマネをしようとする人たちのネタになるのは間違いないですよね(笑)。いろんな方向からアプローチしてくると思いますよ。

藤原何であろうと、あの人たち(藤原竜也軍団)僕とは関係ないからね!(笑)。
(文=神谷内航平)

やっぱり叫んでいた!藤原竜也モノマネ軍団、映画『ノイズ』公開記念ババ抜き大会

映画『ノイズ』藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介インタビュー

1月28日(金)全国ロードショー『ノイズ』
主演:藤原竜也 松山ケンイチ
出演:神木隆之介、黒木華、渡辺大知 / 永瀬正敏
原作:筒井哲也「ノイズ【noise】」(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ 刊)
監督: 廣木隆一
配給:ワーナー・ブラザース映画

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