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スマホで簡単にヒプノシスマイクの“VR BATTLE”が楽しめる! VRの魅力と醍醐味とは?

(C)King Record Co., Ltd.

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 総勢18人の個性豊かなメインキャラクターが、6チームに分かれてラップでバトルする音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク ‐Division Rap Battle-」。音楽CD、コミカライズ、舞台、ゲームアプリ、TVアニメなど、さまざまなメディア展開を行ってきた同プロジェクトが、今度はVRの世界でのラップバトル「VR BATTLE」を開幕。この「VR BATTLE」とは、そもそも一体どんなコンテンツなのか? その魅力とは? 今回、実際にVRを体験したレポートをお届けする。

好きなアングルで観ることで「通常のライブでは味わえない臨場感を体感」

 そもそもVRとは何か? VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の略で、日本語では「仮想現実」とも訳される。“VRゴーグル”を装着すると、「現実ではないが、限りなく現実に近い体験が得られる」というものだ。

 このVRの技術は、遠隔地から治療ができる医療や、現地に行かなくても体感できる建築や観光など、さまざまな分野で利用されている。特にゲームや音楽ライブなどのエンタテイメント分野では、すでに多くのコンテンツが提供されてきた。

 コロナ禍でさらに技術が進んでいる「VRライブ」の魅力は、いろいろな角度、視点から映像を楽しめることにある。通常のライブでは座席は1つしかなく視野も限られているが、VRライブではアングルを切り替えて視聴することが可能。“自分視点”で見たい画角を選択して存分に楽しむことができる。

 音響にも、ライブ会場で味わうものとは異なる“よりリアルな刺激”が。立体音響が備わっている場合は、向いている方向によって聞こえてくる音が変わる。右側からボーカルの音、左側からバンドの音…と、聴覚でもリアルな刺激を受けられる。

 視覚と聴覚の相乗効果によって、通常のライブでは味わえない臨場感や没入感を体感できるのが、VRライブの醍醐味といえる。

8つの視点で推しメンを独占できるヒプマイVRバトル プロジェクトの世界観を徹底的に踏襲

 人気コンテンツのヒプノシスマイクでもVRバトル『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- VR BATTLE《2nd D.R.B》Final Battle Buster Bros!!!VS麻天狼VS Fling Posse』が、10月16日から公開される。

 本編は、まずは2Dアニメからスタート。オープニングでは、ラップバトルの予選で敗退したチームのキャラが特別観覧席に顔を見せる。そして「Final Battle」に出場する3チームが紹介され、彼らが入場すると、一人ずつ自分たちの思いの丈をぶつけ合う。その後、このラップバトルの主旨やユーザー投票の説明などがあり、いよいよ「Final Battle」のステージに。ここから三つ巴のVR BATTLEが見られるのだ。

 このコンテンツには8つの視点(VRゴーグルで視聴できる視点が4つ、通常チケットで視聴できる平面視点が4つ)があり、さまざまな角度から観られることが大きな特徴。自分のお気に入りのキャラクターだけを見ることも可能だ。ラッパーたちが熱くぶつかり合うところを8つの視点を駆使しながら鑑賞することで、よりヒプマイのバトルの世界に没入することができる。

 さらに「ヒプマイ」仕様のゴーグルが発売されているのもうれしい。スマホをセットするだけで簡単にVRを楽しめるタイプで、1個1,500円と価格もお手頃。各ディビジョンのカラーやロゴを配した6種類が発売中なので、ぜひチェックしてみよう。

実際にVRを体験 平面動画は”視聴者”、VRモードは”参加者”になれる

  • イケブクロ・ディビジョン

    イケブクロ・ディビジョン

 こんなに簡単にヒプマイのVRライブが見られるなんて――!ORICON NEWS編集部でも、スタッフがVR BATTLEを初体験してみた。

 まずゴーグルにスマホをセットし、イヤホンをつなげる。『Final Battle』のステージがスタートすると、イヤホンから高音質でノリの良い音楽が流れ出し、いきなり目の前にイケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」の3人の姿が飛び込んでくる。かなりの至近距離からの映像だ。キャラクターの上の方を見ると、歌われたリリックが文字となって現れては消えていく。まさに『ヒプノシスマイク』の世界観そのものだ。

 ふと右の方に目をやると、今度はシンジュク・ディビジョン「麻天狼」の3人が登場。さらに、後ろの方から別のグループの声が聞こえてきた。「誰が歌っているのか?」と思い、グルリと後ろを振り向くと、そこにシブヤ・ディビジョン「Fling Posse」の3人が……。
  • シンジュクディヴィジョン

    シンジュク・ディビジョン

  • シブヤ・ディビジョン

    シブヤ・ディビジョン

 アニメにも登場した”リリックが文字になって現れる”という演出も活かし、バトルゲームっぽい世界観も大切にしている。

 各キャラクターを至近距離で見られ、まるで自分が彼らとラップバトルをしているかのような感覚に。自分の推しキャラがいる人なら、そのキャラだけにフォーカスして楽しむことも。自分の好きな視点や角度で“推し”を独り占めできるのはVRだからこそ。

 また、あえて”ラップしていない”キャラに注目してみるのも面白い。自分がラップしていない時も一緒に盛り上がっているキャラもいれば、他チームのラップを聞かずに雑談しているキャラも!? 各キャラの特性や雰囲気がよく分かるのもVRの醍醐味だろう。

 この『Final Battle』には、VRモードだけでなく、より手軽に視聴ができる平面動画も用意されており、VRモードとは違う専用のカット割りを楽しむことができる。ドローン視点の俯瞰から見るカットが多く、「ステージに竜巻が起こる」など、VRモードでは詳細に見ることができなかった演出が、よりわかりやすくドラマチックに視聴できるところが特徴だ。全体的に映像が美しく、アニメ作品としての完成度も高い。

 ただ平面動画を見ている時は、「質の高いアニメ作品を見ている」という”視聴者”としての感覚が強くなる。しかしVRモードの場合は、見るだけではなく、自分がその場にいて、実際に目の前のことを体験しているかのような感覚になれる。つまり”視聴者”というよりも”参加者”になれる――そこがVRの最大の魅力だと言えるだろう。

 もちろん、ヒプマイ初心者の人も楽しむことができる。ぜひヒプマイVRを体感してみては。

VR BATTLE《2nd D.R.B》Final Battle〜山田一郎〜

ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- VR BATTLE 《2nd D.R.B》 Final Battle Buster Bros!!! VS 麻天狼 VS Fling Posse
体験したい人は、下記のチケット販売サイトにアクセスしてチケットを購入。
https://www.inspix-world.com/collaboration/event/hypnosismic/
ヒプノシスマイク
公式HP 

碧棺 合歓による”ヒプマイVR BATTLE(Final Battle)”参加指南動画公開中

VR BATTLEの参加から投票方法までを解説した動画も公開されています。
チケット購入方法、視聴方法、投票方法が動画でわかる内容となっていますので、是非ともご視聴ください。
■推奨端末のスマートフォンをお持ちの方向け
※推奨端末をお持ちの方で、VRゴーグルチケット(VRモード)の視聴をご検討中の方はこちらの動画をご確認下さい。
■推奨端末のスマートフォンをお持ちではない方向け
※推奨端末をお持ちでない方、通常チケット(平面動画)のみの視聴をご検討中の方はこちらの動画をご確認下さい。
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