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狩野英孝、YouTubeの再生数伸びずに「心折れかけて…」 “下手だからやりたくなかった”ゲーム実況で開いた活路
本職のゲーム実況者に後ろめたい気持ちも…「芸人としてゲーム業界に恩返しを」
狩野英孝最初はお会いするのが後ろめたかったんです。ゲーム実況を生業にされてる方々のところに、芸能人ごときが後から来て畑を荒らしたみたいで申し訳ないなぁと。ところが皆さんすごくウェルカムで、「いやいや、狩野さんのおかげで僕らの動画を見てくれる人が増えてるんですよ」っておっしゃってくださって。
──ゲーム実況の人気は凄まじく、今年はついに子どものなりたい職業の上位にもランクインしました。
狩野英孝でも皆さんすごく苦労されて、この世界を切り拓いてきたんですよね。それこそゲーム実況1本で食っていく覚悟で仕事を辞めて、いまだに家族から心配されてるという方もいます。この間すごく嬉しかったのが、あるゲーム実況者の方が「狩野英孝と今度コラボするんだ」とご家族に報告したら、「テレビに出てるあの狩野英孝と!?」ってすごく安心してくれたそうなんですね。それを聞いて、芸人としての自分がゲーム実況界隈にちょっと恩返しができたかなって思えたんです。
──やっぱりある世代以上の方にとっては、「テレビに出てる人」の影響力は大きいんですね。
狩野英孝それとは逆パターンで、人気ゲーム実況者のフルコンさんの娘さんが僕の出るテレビをよく見てくれているらしいんです。こないだも「パパ、英孝ちゃんが『逃走中』(フジテレビ系)に出るからゲームしないで一緒に応援しよう」って言ってたってTwitterでつぶやかれてて。ゲーム実況をきっかけに今まで知り合うこともなかった方たち、それも家族も含めて繋がれるようになったのがすごく楽しいですね。