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『木曜劇場 推しの王子様』あらすじ/ネタバレ注意【2021年7月期放送】

第6話 あらすじ

 航(渡邊圭祐)は、泉美(比嘉愛未)と光井(ディーン・フジオカ)が、自分を一人前の男性に育てられるかどうかで賭けをしていたことを知る。「どうせあんたの大好きなゲームでもやってるつもりだったんだろ」。泉美に対して失望した航は、彼女に怒りをぶつけて部屋を出ていく。その夜、杏奈(白石聖)と偶然出会った航は、泉美を見返すためにも仕事を頑張るしかないと決意する。

 『ペガサス・インク』では、開発を始めた新作乙女ゲーム『恋する森の中へ』で物語の途中から投入するキャラクターの制作に入ろうとしていた。そのキャラクターは社内コンペで決定するという。そこで泉美と光井は、今回はいつものようにキャラクターの設定に合わせてデザインを決めるのではなく、デザイン先行でもいい、自由な発想で考えてほしい、と皆に告げる。真剣に話を聞いていた航は、そのコンペに挑戦することを決める。

第7話 あらすじ

 航(渡邊圭祐)は、泉美(比嘉愛未)の指示で、過労で倒れ病院で治療を受けた杏奈(白石聖)を自宅まで送り届ける。航は、大学の勉強とインターンとしての仕事を両立させようと頑張ってきた杏奈をねぎらうと、何かあったら頼ってほしいと告げて帰っていく。泉美は、無事に送り届けたという航からのメッセージを受け、ホッと胸をなでおろす。泉美は、航への返信に、今日はどこに泊まるのか、と打ちかけるが、それを消去すると「ありがとう」とだけ打って送る。

 あくる日、社長室にやってきた航は、次の給料が出るまでの間、もう一度同居させてほしいと頼み、泉美はそれを了承。一方、社内では、芽衣(徳永えり)やマリ(佐野ひなこ)が、社内コンペで決定する『恋する森の中へ』の新キャラクターのデザインを着々と進めている。コンペに参加しているはずの航だが、芽衣たちのデザインが気になり、気持ちばかりが焦るもののまだ何も描けていなかった。

第8話 あらすじ

 航(渡邊圭祐)は、泉美(比嘉愛未)に好きだと伝えたが、泉美は、尊敬の気持ちを誤解しているだけだと返し、航の人生は航自身が作るものなのだから別々の道を歩こうと突き放す。「今まで、ありがとう」と言い残して寝室に入ってしまう泉美。翌朝、航は、泉美と顔を合わせることもなく、静かに彼女の家を出て行く。

 それから8ヶ月が過ぎた。『ペガサス・インク』が発表した新作乙女ゲーム『恋する森の中へ』は、史上最速で300万ダウンロードを記録する大ヒットとなり、航はそのプランナー兼デザイナーとしてテレビの取材を受けるなど、乙女ゲーム界のプリンスとして注目を集めている。航は、多忙な業務の間を縫って、新作ゲームの企画書を準備していた。有栖川(瀬戸利樹)にそのことをバラされてしまった航は、泉美に企画書を渡す。

第9話 あらすじ

 泉美(比嘉愛未)は、航(渡邊圭祐)のことが好きだと光井(ディーン・フジオカ)に打ち明けた。心をさらけ出した泉美に対して、自分も正直になろうと思えた光井は、ずっと胸に秘めていた泉美への思いを告白。だが泉美たちは、ドアの外で航がふたりの会話を聞いていたことには気づいていなかった。

 そんな折『ランタン・ホールディングス』社長の十蔵(船越英一郎)から呼び出された泉美は、ランタンの傘下に入らないかと持ちかけられる。ただし、その条件として提示されたのは、売り上げが低下している『ラブ・マイ・ペガサス』のサービスを終了させる、というものだった。

第10話 あらすじ

 『ペガサス・インク』社長の泉美(比嘉愛未)は『ラブ・マイ・ペガサス』のサービス終了という条件を飲み、十蔵(船越英一郎)率いる大手アウトドア・メーカー『ランタン・ホールディングス』の傘下に入った。また、オフィスも近日中にランタン本社内へ移すことになっていた。みんなにとって酷な選択をしたのではないか、という思いもあった泉美は、光井(ディーン・フジオカ)にその不安な気持ちを打ち明けた。光井は、スタッフみんなの企画を実現させるためなのだからとっても良い話だ、と言って泉美を励ますと、門出を祝ってパーティーをしようと提案する。

 今まで使ってきたオフィスでパーティーを開き、思い出話に花を咲かせる一同。そんな中、仲睦まじい様子の光井と泉美を見つめていたのは航(渡邊圭祐)、そして有栖川(瀬戸利樹)だった。帰り道、有栖川は、泉美と光井が付き合い始めたようだ、と航に伝えた。複雑な思いの航は杏奈(白石聖)に会いに行くが、気持ちは消化しきれず…。

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