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7ORDER “宝物”がメジャーデビューシングルに 安井謙太郎「幸せはシェアした方が長く続く」【インタビュー】
■新曲は安井の誕生日サプライズで誕生 作曲・真田佑馬「あまり褒めないで」
一同ありがとうございます
――今回は両A面シングルということでまず「雨が始まりの合図」は元々、安井さんのお誕生日プレゼントして贈られた楽曲。どういった経緯でプレゼントすることを決めたんですか。
真田元々、諸星(翔希)が安井の誕生日の1週間前に僕のところに来て、『誕生日プレゼントにしたいから曲を作ってくれ』って。それで、作詞はじゃあみんなでやろうと、他のメンバー6人でプレゼントしました
安井シンプルにめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、なにより『いい曲だな』って。僕の誕生日プレゼントということを抜きにしても好きな曲だなって。でも後から聞いたら、さなぴー(真田)が僕の好きな曲のテイストで作ってくれたみたいで。誕生日に曲を作ってもらう経験ってなかなかできないと思うので幸せだなって。まさかそれがシングルになるなっんて、ただただ恐縮です
――すきな歌詞やこだわったポイントについて教えてください。
真田雨の音や反響音で始まるのは意図的にやってみました。歌詞は僕がサビを最初に作って、『君は、ここね』と割り振っていったのですが、すごく個性が強くておもしろかった。みんながやっさん(安井)のことをこうやって捉えているんだ、と。僕は個人的にやっさんは“雨男”だと思っているので“雨男”という軸を大切にしようと。なので『雨が始まりの合図』というのが最初に決まって、そこから逆算していった感じです
安井そう、“雨男”と言われるんですけど…(笑)。みんながプレゼントしてくれた曲ではあるのですが、雨というネガティブ要素をポジティブに変換することで、誰かの背中を押せる曲になっていると思う。元々は僕の誕生日プレゼントだった曲ですが、誰かにも届くようなテイストで書いてくれたので広くみんなに届く楽曲になっているな、と感じました。あとは『た“やすい”(容易い)』みたいな、自分とかけた言葉遊びもはいっているので、それは僕だけのものにしようかなと
――“雨男”のお話ありましたが、やはり、安井さんは“雨男”なのでしょうか…。
真田最初は冗談で言ってたけど、最近は『やっぱりそうなんだな』って。MV撮影で、を撮ってこれで7人の撮影は終わりです、っていう時も雨が降ってきたので本当にすごいなって。武道館の入りの日もそうだったもんね
森田前日とか本番直前に降って、本番中に晴れて、最後は晴れての中をみんなが帰っていく。ほぼ神話ですね
――そのなかで印象的だったエピソードはありますか。
安井言われ始めたのは去年の夏頃の無観客ライブ『UNORDER』(7ORDER DIGITAL SHOW『UNORDER』)の日は土砂降りで、いよいよこれはちょっと…あるなみたいな。演っている最中くらいに晴れだして、帰る時にはキレイな星が出ていたのは印象的でした
真田俺は恵みの雨だと思ってます。雨乞いの文化があるくらいだから
安井ただ、僕だけじゃないと言いたい。(雨男は)何人かいると思います(笑)
――疑惑のある人はどなたですか(笑)
安井森田くんです(笑)
真田ここ2人(笑)
安井あと長妻(怜央)くん
森田(笑)。だから、あ・うんみたいな存在です。神に仕えし右近・左近みたいな…(笑)
安井『たやすい』は真田が考えました(笑)そういうことするんですよねぇ〜
真田あまり、褒められちゃうとカップルみたいになっちゃう。愛情深いみたいな…。あまり褒めないで、恥ずかしくなっちゃう(笑)
安井ごめんごめん、みんなに届く(曲)ね
――そんなお二人のイチャイチャをみている森田さんは…。
森田ほほえましいですよね、動機が(笑)。安井が喜ぶようにブツブツ言いながら考えていたので、それがまさか多くの人に聞いてもらえる曲チャンスになったのはすごい。僕らも作詞から楽器のレコーディングまで、に挑戦させてもらったり、すべてが手作りの作品になっているので、それをシングルで出させてもらえるのはありがたいです
――森田さんのお気に入りの歌詞はありますか。
森田やっぱり自分の歌詞ですかね。それぞれみんなが想う安井謙太郎のことを歌詞に入れてまする。Dメロになるのかな。自分が歌うとヤスに向けてだけになっちゃうので、そこは諸星が歌っています。自分が歌うよりモロが歌ってくれることで手放せたというか、曲としてモロが歌ってくれてるのもいいなと