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EXILE ATSUSHI、デビュー20周年で「やっとスタートライン」 グループ卒業後もEXILEを背負い続ける覚悟とは

 今年でデビュー20周年を迎えたEXILE ATSUSHI。昨年EXILEのグループとしての活動を卒業し、ソロアーティストとしての活動に専念すると発表した。ソロに専念して「やっとアーティストのスタートラインに立てた」と話すATSUSHI に、これまでの20年の振り返りと共に、グループへの思いや卒業後に感じた変化、現在もEXILEを背負って生きる理由などを聞いた。

童謡「ふるさと」が転機に、様々な経験ができたEXILEの20年は「大きな財産」

――2001年のデビューから今年で20周年を迎えられますが、振り返っていかがですか。

EXILE ATSUSHI昨年の11月にEXILEのグループとしての活動を卒業してソロアーティストとして再出発しましたが、改めて気付かされることは沢山ありました。例えば、先日ツアーのリハーサルが始まったのですが、ライブに向けてのスイッチがすぐ入ったことに自分で驚いたんです。というのも、これまではグループのライブもソロのライブもリハーサルではすぐにスイッチが入らなかったというか、早い段階でスイッチを入れてしまうと緊張感が長く続くので、どこか意識的にスイッチを入れないようにしていたんだなと。いま振り返ってみて思うのは、若い時にしかできない経験を、EXILEの活動を通して沢山してきましたし、がむしゃらにやってきて良かった。この20年は、自分にとって大きな財産になりました。

――ご自身の中で転機となった曲はございますか。

EXILE ATSUSHI友人の出産祝いに「ふるさと」という童謡を歌ってプレゼントしたのですが、その時に自分のDNAが目覚めるような感覚があったんです。そのあと、2013年は日本の心を歌うというテーマを掲げて、音楽性や歌う楽曲の幅が一気に広がって、美空ひばりさんの「愛燦燦」のカヴァーや久石譲さんと共作した「懺悔」「天音」、辻井伸行さんと共作した「それでも、生きてゆく」などに繋がっていったので、曲というよりも、2013年が自分にとって大きな転機の年だったのではないかなと思います。

――ソロ活動に専念してみて、EXILE卒業前との変化をどう感じておられますか。

EXILE ATSUSHIEXILEに在籍しながらソロ活動をしていた時は、EXILEでダンスミュージックをリリースするタイミングでは、ソロの曲をバラードにしようとか、両方のバランスを考えながらやっていたのですが、今はそのバランスを考えなくてもよくなったんです。つまり、純粋に“こういう曲を歌ったらファンの皆さんが喜んでくれるかもしれない”と思えるものや、“いま届けたい”と思える楽曲を制作してリリースできるようになったので、それは自分にとっての大きな変化でした。やっとアーティストのスタートラインに立てたような感覚はありますね。

――最初からソロアーティストとして活動されている方々はそういった経験はできないので、実力も人気も身につけてのスタートラインというのはEXILE ATSUSHIさんならではですよね。

EXILE ATSUSHI最初からソロアーティストとして活動されている方々は、ヒットソングが生まれると、モチベーションを保ち続けるのが大変だろうなと考えたりもします。僕に関しては、20年のキャリアを振り返ると、若い頃と比べたらかなり色々なことが成長したり、洗練されたかもしれないですよね。昔の自分の曲を聴くと「よくこんな詰めの甘い状態でリリースしたな」と思うこともありますから(笑)。ただ、それはそれで勢いがあって良かったですし、再出発してからの活動はより意義深いものになるのではないかと思います。

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