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『全裸監督』新ヒロイン恒松祐里、出演を両親に相談「差別や偏見を受け入れる覚悟」

職業に偏見や差別を持ってしまう人はいる「私は挑戦を面白いと思う方と仕事がしたい」

――改めて、「乃木真梨子」という役柄について教えて下さい。

恒松元々はデパートの美容部員。そんな彼女がある日、村西監督の黒木香が出演する作品を観たことで、「こんなに刺激的な世界があるんだ」ということに気づいて村西監督の世界に入門します。実際の乃木さんの映像を観させていただいたんですけど、可愛らしさもありながら品のある方でした。本作はフィクションですが、インタビュー映像を観ながら、喋り方や声のテンポ、話し方は実際の乃木さんからいただきながら役作りをしました。
――先ほど、将来的に自分の夫や子どもが傷つくかもしれないとおっしゃっていました。それこそセクシー女優や、大胆なラブシーンを演じることへの偏見や差別が今もあるということだと思います。その差別についてどうお考えですか?

恒松どの世代にも色々な考えを持つ人がいて、偏見や差別を持ってしまう人がいるということは承知の上で行動するべきだと思っています。ただ、どの職業にも情熱を持っている人はいる。本作の村西も、自分の信条や情熱があってやっていたと思うんですね。それを誰も非難することは出来ないと思います。私も俳優業に情熱を持ってやっていますし、今回私は、これを受け入れる覚悟をしました。

偏見や差別の感情を持つ人は持つし、持たない人は持たない。逆に「面白い」って言ってくれる方もいます。私は同じ感性を持っている、受け入れてくれる方々と仕事をしていきたい。将来的に起こるかもしれない問題については、その都度、対処・解決していけたらと思います。

――主演の山田孝之さんとの現場はいかがでしたか?

恒松山田さんは毎日大変なシーンが多かったのでいつも集中していらして、いつ話しかけたらいいのかわからない状況でした。ただ1日だけ、ゆるめのシーンの時に、山田さんに「ミュージカルに出られるんですね」というお話を。私、ミュージカルが好きなんです。そこから2人だけで少しの間お話出来たのはうれしかったですね。

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