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ORICON NEWS
「いろいろ酷かった…」整形級の変化果たしたコスプレイヤー、クオリティ爆上げに「当時は満足していました」
推しキャラになりきるだけで楽しかった少女「自分を知ることで美意識向上につながった」
田村ねこそこまで深い理由はありません。写真を整理していたら10年前の、コスプレを始めたばかりのころの写真が出てきて。「ああ、こんなこともやってたなぁ」と懐かしい気持ちになりアップしました。
――ツイートには「いろいろ酷い」と書かれていますが、昔の写真を掲載することに迷いや葛藤はなかったのですか?
田村ねこ当時からコスプレ投稿サイトに写真の投稿はしていたので、とくに抵抗はなかったです。
――10年前のご自身の容姿に対して、思うところはありますか?
田村ねここうして振り返ってみると相当酷いのですが、当時はこのクオリティで満足していました。単純に、好きなキャラクターの格好をするのが楽しかったので、人の目は気にしていなかったんです。でも、クオリティの高いレイヤーさんを見て「こんな風にキマらないんだよなぁ、私のコスプレはどこがおかしいんだろう?」と考えることはありました。
田村ねこいちばんの違いは、歯を矯正したことです。美容というより健康上の理由から始めて、約4年かかりました。それまではニコッと笑えなかったのですが、歯が綺麗になったことで、写真を撮るときに自然と笑顔を見せられるようになったことが大きな変化だと思います。そのころから、コスプレやオシャレをすることがより楽しくなりました。
――そうした感覚は、美容への意識にも影響していそうですね。
田村ねこそうですね。矯正が終わった頃から、パーソナルカラー診断や骨格診断、顔タイプ診断なども受けました。自分を知ることで自分の得手不得手をなんとなく掴めるようになったと思っています。
――メイクなどにも気をつけるようになったと?
田村ねこ自分なりに勉強したので、昔よりはうまくなったかなと思っています。それまでは、自分の目が奥二重だということにも気づいていなくて。テープで簡単に二重にできたときは軽く衝撃を受けました(笑)。
過酷なダイエットを経てたどり着いた新境地「未来の自分に残したい宝物ができた」
田村ねこプロテインを飲んでいるのと、毎日体重計に乗って増減をチェックしています。あとは、撮影の予定日が近づいてきたら、食事の量や食べる時間を調整するなど、無理なくできる範囲で気をつけています。
――それでスタイルを維持できているのがすごいですね。
田村ねこいまはゆるく頑張ってる感じですが、もっと気合を入れて取り組むこともあります。以前、推しのキャラクターのコスプレをするときに、1カ月前から筋トレして、腹筋に縦線を作ったりしていました。ほかにも、長期の断食に挑戦したことがあります。確かに体重は落ちましたがめちゃくちゃきつかったし、栄養を取らないのは危険なので…あれをもう一回やろうとは思わないですね。
――そうした苦労も経験しつつ、コスプレのクオリティを高めていったわけですね。これまでの変遷を振り返ってみて、「良かったな」と思えることはありますか?
田村ねこ「なりきりたい!」と思ったキャラクターのコスプレに挑戦して、その写真を手元に残せたことがいちばんの財産だと思っています。そうして撮ったたくさんの写真は、たとえコスプレを辞めることになったとしても、一生の宝物になると思います。実生活で嫌なことやつらいことがあっても、コスプレ写真を見返すことで心が癒される…というか。自然とニヤニヤしてきて、「明日も頑張ろう!」という気持ちになれるので、これからも大切にしていきたいです。
――まさに全力でコスプレライフを満喫されている感じですね。それでは最後に、コスプレイヤーとしての今後の目標を教えてください。
田村ねこ大好きすぎて気が引けてしまい、私なんかが恐れ多い…と尻込んでしまって、まだコスプレができていないキャラクターもまだまだいます。でも、できるときにやっておかないと後悔すると思うので。時間を見つけて、自分用に写真に残していくのが、今後の目標ですね。
田村ねこTwitter:@neko_shampoo