ORICON NEWS
かつみ・さゆり、“家族の温かさ”知らずに育ったかつみ…妻・さゆりへの想い「日本一の漫才師より日本一の夫婦に」
「家族って温かいものなんだよ?」25年間、ずっと同じ思いで寄り添い続けています(さゆり)
かつみさゆりちゃんは僕と結婚した時は26歳ぐらいでしたけど、昔も今も奥さんというよりは娘というか、養女のような存在ですね(笑)。
さゆり私を育て上げたみたいな(笑)。実は私もお父さんみたいな感じでかつみさんのことを見ていて、年齢差はそこまでないんですけど、父親のように大きな存在というか。とっても大事な人と25年も一緒にいられて幸せだなと日々感じています。
かつみ僕は“家族の温かさ”を知らずに育ってきたので、本当にさゆりちゃんには感謝しかないですね。というのも、僕のおふくろは親父の3人目の愛人で、父親には子どもの頃に5回ぐらいしか会ったことがないんです。おふくろも親父も他界して、兄貴も亡くなって天涯孤独だった時に、さゆりちゃんが“私が家族になってあげる”と言ってくれて。その言葉がめちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
さゆりある日デートしてたら突然かつみさんが「オレ天涯孤独やし…」とサラッと言いまして。私は愛情いっぱいに育てられたので、そんな私がかつみさんと一緒になったら“家族って温かいものなんだな”と感じてもらえるんじゃないかなと思ったんですね。そこから25年間、ずっと同じ思いで寄り添い続けているような気がします。
かつみ僕は父親像を一切知らずに育っているので、奥さんへの接し方が自己流なんです。だからきっと、さゆりちゃんと“娘”とか“友達”という感覚でずっと仲良くしていられるのかもしれないですね。それにこんなに美しい女性が奥さんになってくれたんですから、大事にしないわけがないです。
さゆりこんな感じで、こっちが恥ずかしくなるぐらいいつも私のことを褒めてくれるんです(笑)。
かつみ彼女は美しいだけじゃなく、僕にないものを沢山持っているんです。だからこそ惹かれたんじゃないかなって。さゆりちゃんも僕のこと珍しい人間だなと最初思ったでしょ?
さゆり出会った時、珍しいというか男らしい人だなと思ったんですよね。私、喫茶店とかで注文するものをなかなか決められないんですけど、かつみさんは決断力が早いので、そこが男らしくて魅力的だなって。あと、かつみさんは何か悪いことが起きると、「これがなかったら交通事故にあっていたかもしれない。厄払いできた」と、どこまでもポジティブに考える人なので、そこもいいなと思いました。