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28年越し、『ブタメン』のキャラ名決めた理由 “アタリつき”廃止には減少した駄菓子屋の影響も

 発売から28周年を迎えた『ブタメン』。目がうずまきのブタのイラストが描かれているミニサイズのカップ麺で、子どもを中心に人気を集めている商品だが、これまでそのブタのキャラクターに名前がなかった。しかし、先月Twitterで投票が行われ、名前が「ブタメンくん」に決定。一体なぜ、改めて名前を決めようと思ったのだろうか。『ブタメン』が生まれた経緯や、近年駄菓子屋が減少してきている影響についても聞いた。

もともとは『ベビースター』として誕生 あまりの人気に独立し『ブタメン』に

  • ブタメンくん

    ブタメンくん

――今年、『ブタメン』は28周年を迎えたそうですが、このタイミングでキャラクター名を決めようと思われた理由は何でしょうか。

わかりやすくてインパクトのあるネーミングとして採用した『ブタメン』を知っていただくために描かれたイラストという認識でしたので、これまでキャラクター化について想定していませんでした。しかし近年、ブタメンの関連グッズの要望等が増え、SNS上でもこのグッズ類が可愛いと評判になっていたことから、この度のキャラクター名を決めることとしました。

――投票の結果、「ブタメンくん」という名前に決まりましたね。

公表はしていなかったのですが、性別は男の子で、社内では以前から愛称として「ブタメンくん」と呼んでおりました。発売から28年たった今、パッケージに書かれたブタのイラストがキャラクターとして、名前を命名いただけるまでに成長したことを大変嬉しく思います。さらに幅広く知っていただけるように、『ブタメン』のアイコンとして、愛嬌のある表情をした「ブタメンくん」がこれからも活躍してくれると思います。
――ほかにはどんな名前が候補に挙がっていたのでしょうか。

「ブタメンくん」、「ブースケ」、「ブタノスケ」、「ブタッピー」の4つの候補からTwitterにて投票いただき、決定しました。

――そもそも『ブタメン』はどのように生まれたのでしょうか。

ミニカップラーメンの『ベビースター当りら〜めん』のしょうゆ味、カレー味に次ぐ3番目の味として1993年に誕生しました。ミニカップラーメンの商品ラインナップを充実させるために、1980年代後半に流行した“豚骨ラーメン”を新フレーバーとして選定し、インパクトのあるネーミングと親しみやすいパッケージにするため、“とんこつ=ブタ”ということから、わかりやすくてインパクトのある『ブタメン』という名前になりました。他社商品ではマンガのキャラクターが入ったパッケージが人気でしたので、ブタメンのネーミングに合うブタのイラストを企画担当者が考案して誕生したのが、この「ブタメンくん」です。3番目の味として発売したとんこつ味でしたが、これが最も人気の商品となり、『ブタメン』シリーズとして展開するまでに至りました。

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