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松坂桃李「プライベートの時間、今より4割増やしたい」田舎暮らしでガーデニング願望明かす

 2009年のデビュー作『侍戦隊シンケンジャー』から始まり、ダークヒーロー、童貞から娼夫、官僚、アイドルヲタク役まで、常に新境地を見せてきた松坂桃李。26日に公開される映画『モンスターハンター』では、吹替でありながら日本語を一切話さないハンター役に挑戦。今年に入りすでに出演映画6作、主演ドラマ2作が発表されており、変わらず多忙を極める松坂だが、理想は“プライベート4割増”の田舎暮らしだという。デビュー以来絶えず第一線で活躍し続けてきた彼に、今の理想の生活を聞いた。

「吹替する必要あるのか…?」サッパリ意味が分からない前代未聞な台本に苦戦

――映画『モンスターハンター』の吹替キャストとしてオファーを受けられた時の心境からお聞かせ頂けますか。

松坂桃李 以前から『モンスターハンター』のゲームは好きでよくやっていたのですが、それをあまり公言していなかったんです。でも今回お話を頂いたので、“いいんですか?”という気持ちはありつつも嬉しかったです。

――松坂さんが思うモンハンのゲームの魅力を教えて頂けますか。

松坂桃李 ネットで誰かと繋がって、バトルではなく協力プレイができるオンラインマルチプレイはモンハンが先駆けだったと思います。今では当たり前のように世界中に浸透していますが、全く知らない方たちと仲間になって一緒に狩りができるところが一番のモンハンの魅力なのかなと思います。足を引っ張ってしまった時には「ごめんなさい!」と咄嗟に謝ったり(笑)、一緒にモンスターを倒せたときは「イエーイ!」と盛り上がったり、声だけでも仲間と同じ感動を共有できるところが凄く楽しいです。
――松坂さんが吹替を担当されたトニー・ジャーさん演じるハンター役は独自の“モンハン語”を話すキャラクターですが、日本語を話さない吹替というのは難しかったのではないでしょうか。

松坂桃李 吹替版の台本にはトニー演じるハンターが話している言葉がカタカナで書いてあったのですが、それがどういう意味を持っているのかサッパリわからないし、どこで切って発音したらいいのかもわからなかったんです(笑)。なので“トニーがしゃべっている声をそのまま使ったほうがいいのでは…? 吹替する必要あるのだろうか…?”と正直思ったのですが(笑)、せっかくお話を頂いたので、台本に書かれている言葉をどうやって成立させればいいのかを考えながら吹替をしていきました。

――本作はアクションシーンも見どころですが、戦っているときのハンターの声はどのように演じられましたか?

松坂桃李 トニーの体の動きに合わせて演じることが大事だったので、細かい部分も見逃さずに、できる限り声を入れるようにしました。例えば、走るときやジャンプするとき、着地したときや攻撃を受けたときなどの息づかい、武器を持ったり重たいものを投げたりなど様々な声の出し方があるので、それを使い分けながら演じるようにしていましたね。ハンターはおしゃべりなキャラクターではないので、その分アクションシーンに気合いを入れていました。
――劇中でミラ・ジョヴォヴィッチさん演じるアルテミスが「いかなる状況でもレンジャーは戦うのが使命」と話すシーンが印象的でした。松坂さんはどのようなことをご自身の“使命”だと考えてらっしゃいますか。

松坂桃李 携わらせて頂いた作品を、お客さんに届けることですかね。作品とお客さんを繋げるパイプ役が俳優という仕事でもあり、僕の使命なのかなと思っています。

――本作ではアルテミスやハンターが色んなモンスターと闘いますが、松坂さんにとっての“敵”や“闘っている相手”はいますか?

松坂桃李 基本的に自分の敵は自分ですね。例えば、寝る前に台本を覚えなきゃとか、明日のシーンを確認しなきゃと思っている自分と、なにもせずにダラダラしたり朝までゲームをやってしまいたいと思う自分がよくバトるんです(笑)。目の前の向き合わければいけないことを邪魔してくるのは大抵自分なので、毎回自分自身の欲望と闘っています。

「家での時間増やしたい」仕事を減らしてスローライフ切望? 目指すは”シャツが似合う男”

――松坂さんは俳優としてのキャリアを10年以上に渡って着実に積まれている印象がありますが、そんな中で壁にぶつかって苦悩したり、落ち込んだりしたこともあったのでしょうか?

松坂桃李 舞台に出演している時期は基本的に落ち込んでいます(笑)。“全然うまくいかない…”とか“何度やっても全然ダメだ”と思うことばかりで。舞台中はとにかく落ち込むことのほうが多いですね。

――そんな時はどのようにしてモチベーションを持ち直してらっしゃいますか?

松坂桃李 作品が出来上がった瞬間や、舞台で目の前のお客さんの反応を見たときに大きな喜びを感じることがあるので、それが辛かった時の感情を少しでも上回るとモチベーションが上がるし、“これからも頑張って続けよう”と思ったりします。それを繰り返しながらやってきましたね。
――これまで錚々たる方々と共演されていますが、中でも影響を受けた方や印象に残っている言葉があれば教えて頂けますか。

松坂桃李 言葉というよりは、生き方が凄く素敵だなと思ったのは樹木希林さんです。自分をちゃんと持っていらして、プライベートと仕事を全く混同していないところがカッコいいなと。畑を耕していたそうで、仕事の連絡が入っても“その日は山に行くからダメです”とハッキリ断ってらっしゃったとか(笑)。そういうところも素敵だなと憧れます。でもそれは、色んなことを成し遂げてこられた希林さんだからこそ成立することであって、僕がやっても中身のない単なる真似事にしかならないんですよね。

――プライベートと仕事が全く混同していない状態が理想なのですね。松坂さんの中で仕事とプライベートの割合はどれくらいが理想ですか?

松坂桃李 4割仕事、6割プライベートがいいですね(笑)。現状は8割仕事、2割プライベートになってますけど。仕事とプライベートは完全に切り離して、最終的にはその割合に持っていけたら1番理想ですね。

――プライベートの割合が増えたらどんなことをしたいですか?

松坂桃李 家での時間を増やして、ガーデニングとかやりたいですね。あとは、キャンプもしたいです。それこそ希林さんのように畑を耕してみるのも素敵ですよね。そういった自然に触れられるようなことを沢山してみたいです。
――いつか田舎暮らしをするのが理想だったりしますか?

松坂桃李 そこは悩ましいところで、もちろん強引に田舎に引っ越してしまうやり方もありますけど、やはり仕事のことを考えると今はまだ都内にいたほうが便利なような気がします。ゆくゆくは田舎暮らしをして、自然と触れ合いながら生活するのが理想です。それまでは仕事とのバランスをしっかり考えないといけないのかなと思います。

――では最後に、今後目指したい“男性像”を教えて頂けますか。

松坂桃李 シャツが似合う男性になりたいです。というのも、『ペーパー・ハウス』というスペインの海外ドラマに一時期ハマって観ていたら、登場人物の中にもの凄くシャツが似合う方がいて“カッコイイ!”と思ったんですよね。セクシーかつ大人の余裕も感じられて、ビシっと着ているわけではないのにスマートに見えるという。その着こなしが素敵だなと思ったので、今の目標は“シャツが似合う男性”です。


(取材・文=奥村百恵)
映画『モンスターハンター』
2021年3月26日(金)公開
監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ティップ・“T.I”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボネータ、ジョシュ・ヘルマン、オウヤン・ジン、山崎紘菜 and ロン・パールマン
原作:「モンスターハンター」(カプコン)
製作:コンスタンティン・フィルム、テンセント・ピクチャーズ、東宝
配給:東宝=東和ピクチャーズ共同配給

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