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写真よりも写実的…制作46時間の“リアルすぎるネコ”に見る色鉛筆の魅力
「色鉛筆でこんな絵が描けるのか」という衝撃が制作の原点
音海はる高校2年の時に友人の描いていた写実絵を見て、自分も描いてみたくなって始めたのがきっかけです。
――画材に色鉛筆を選んだ理由をお教えください。
音海はるその友人が描いていた写実画が、色鉛筆で描かれていたもので「色鉛筆でこんな絵が描けるのか。こんなん描けるようになりたいな」と思いました。そこから、自分も色鉛筆による写実画に挑戦したいと思い、本格的に描き始めました。描いていくうちにどんどん写実画が楽しくなっています。
音海はる基本的には、よく写真を見るというのが、描くうえで一番のポイントです。細部をよく凝視しながら、特徴を捉えたり、描く場面によって塗り方を変えたりしています。設計図を描いてそれに沿うというより、どこをどんな塗り方で塗っていくかイメージしていることが多いです。
最近は写真を見るだけでなく骨格を意識したり、見たものをそのまんま描こうとするのではなく、自分の中で「ここは元にしている写真よりもう少し影を濃くしよう」「目のハイライトを増やそう」とか考えながら描いてます。
――ご自身の圧倒的な画力はどのように鍛えられたのでしょうか?
音海はる毎日、目標持って楽しく続けてきているのが大きいと思います。