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濱家の“いじられキャラ”浸透に感謝も かまいたち、試された1年

かまいたち

 2020年を第一線で駆け抜けているかまいたちの2人。地上波テレビでの出演が後を絶たず、大手企業のCMにも続々と起用されるなど、注目度は増すばかりだ。濱家の「いじられキャラ」もすっかり浸透し、コンビとしての引き出しが増える一方で、料理や猫など趣味にまつわるエピソードがメディアで取り上げられることも増え、個々の魅力も浸透しているようだ。コンビとして着々と成果を上げている現在の立ち位置について、心境を聞いた。

“お前ら、どんなことができるねん?” テレビ仕事急増に「毎日ドキドキ」

──目覚ましい活躍が続いた2020年をどう振り返りますか?

【濱家隆一】まさに一周させてもらってる感じでしたね。今までにない仕事をたくさんやらせてもらって、「お前ら、どんなことできるねん?見せてみろよ」というお披露目の場に立たせてもらっている感じ。これが2周目、3周目ってなってきたら、ちょっとは落ち着くんでしょうけどね。今はハラハラドキドキしながら毎日過ごしています。

──10月には、キー局で初の冠番組『かまいガチ』(テレビ朝日系)がスタートしました。

【濱家】そうですね。ほかにも特番でMCをやらせてもらうことも増えてきていて、いかに結果を残すかを試されています。まだ不安定なところにいるから、あと4〜5年は気を抜けませんよ。

──山内さんは、今年を振り返っていかがですか?

【山内健司】もうピークを迎えてるところですかね。今スピードに乗ってて、2021年にちょうどピークを迎えるので、あとはもう余力で行くんで…。

【濱家】ええの?! そっからあと40年くらい人生続くよ。

【山内】2022年からは、2021年の余力で生きていきたいなと…。

【濱家】あと下がっていく一方やないか!

【山内】まあ、今年の半ばくらいからMCの仕事をいただけるようになったんで、来年それがもっと増えればいいなと思いますね。

──お笑いの仕事だけでなく、濱家さんは料理、山内さんは猫やスニーカーなど、それぞれの趣味が仕事に繋がって、活動の幅が広がっています。

【濱家】ホンマに好きなことやってたら、目に留めていただいて仕事になった感じですね。もっとちゃんとした人は、料理のことをもっと勉強して…ってさらに腕を伸ばすのかもしれないですけど、あんまりキャパオーバーのことは続かないんでね。趣味への向き合い方は、無理しない程度に、って感覚です。

──間口を広くしてファンを増やそうという狙いも?

【山内】これでファン増やそうとか、そういう感覚は全然ないんですよ。

【濱家】今まで頑張って賞レースで結果を残したことによって、僕らが商品っぽくなってきたのかなと。それで、商品価値のあるものが料理好きとかスニーカー好きとか言ってるから、目をつけてくれたんだろうなっていう感覚ですね。だから、より自分たちを発信していこう、っていうほどのものじゃないというか…。そこは無理せず、という感じですかね。

“いじられ濱家”キャラ確立に山内は複雑? 「うれしいような、悲しいような…」

──今年は濱家さんの“いじられキャラ”も、すっかり浸透したようです。

【山内】大阪時代、濱家は風紀委員みたいな立場だったんで、とにかく後輩にビビられていて、僕がイジられる立場だったんですよ。でも東京に進出したら、有吉(弘行)さんやザキヤマ(山崎弘也)さん、フジモン(藤本敏史)さん、おぎやはぎさんとかが濱家をいじってきて、濱家に矛先が向いたんです。罰ゲームみたいな企画も濱家が担当するようになって、僕は全然いじられなくなったんですよ。今までは100%、オレが指さされてたのに…うれしいような、悲しいような、複雑な気持ちですね。

──濱家さんは、ご自身の“扱われ方”をどう受け止めていますか?

【濱家】本当に、先輩方に救っていただいたような思いです。いじられ役に立ったことがなかったんで、リアクションとかコメントとかまったくわからなくて手探りでしたよ…今もですけどね(笑)。まあ、今までやってないことをやるのは、力になってると思うのでいいことなんかな。早く抜け出して、そういう辛い(いじられる)ことは全部、山内にやってもらいたいですけどね。

──コンビとしての引き出しが1つ増えて振り幅が広がったという意味では、やりやすくなったのでは?

【山内】そうですね。みんなが話しかけやすい、振りやすい感じになるんで、すごく名刺代わりにさせてもらったなと、この1年思います。

──お互いが魅力を引き出し会える関係性です。コンビとしても強化された感覚はありますか?

【濱家】そうですね。東京進出の前は、どちらかというと回しながら人をいじって、ちょっと笑いをとったりしてたんですよ。でも、いじってるだけのときは気づかなかったんですけど、変な空気になっても「なんや、それ、お前」だけで終わらせたり、切り捨てて笑いにしたり…。つまり、スベってることを“スベってる”っていう笑いにしてたんです。でもそれって、スベっている側にとったら意外にダメージ、めっちゃあるねんな、ってわかったんです。

──大阪時代にはそんなことになるなんて、予想もしていなかったでしょうね。

【濱家】ホンマ、バンバン回して自分たちでどんどん攻めていくつもりやったんですけどね(笑)。でも、イメージ通りにならずにそういうことを経験できたおかげで、優しくなれたし視野が広がりました。それで、今のMCとか回しの仕事をもらえてるんじゃないかな、とも思います。

真摯にお笑いに向き合うのは「ラクしてサボるため」

──目覚ましい活躍から、「次の天下取りはかまいたち」という声も聞かれます。

【山内】どうやって天下を取るか、ということでしょうけど…。まずはやっぱりテレビで番組を持たないと、そのフィールドに乗れないのかなと思います。賞レースのステージと、番組を持つステージは違いますからね。理由はわかりませんが、今年から急に番組を持つ機会をいただけて、ステージが変わりました。そしたら、番組をすでに持っている人らとの競争になっていきますよね。面白かったら、別の番組にも呼んでもらえるし、それでさらに出演が増えていく。その結果が、“天下を取る”ということなのかなと思います。

【濱家】明確に“天下を取る”ってことがどういうことかは、よくわかりませんけど、自分たちができることを増やして、より多くの仕事をこなすことなんやろうなって思います。そして最終的には、本当に自分が楽しい仕事だけやって、スーパー大金持ちになればいいんじゃないかなと(笑)。

──では「天下取り」に向かって、どう歩んでいきますか?

【山内】ここ10何年かの活動で、「飛び級はない」ってことがわかりました。とくに僕らはそういうタイプではないんで、番組ごとに「面白かった」「面白くなかった」の積み重ねでじわじわ上がっていくだけです。ほんまに、今の“ジワジワ来てる”感を、たぶんずーっとやるんだろうなって(笑)。

──後輩のニューヨークのお2人からの「かまいたちになりたい」という相談に、「近道はないぞ」とアドバイスしていましたね。きっとお笑いに真摯に向き合っている姿勢も、ファンが増えている理由でしょう。

【山内】真摯に向き合うつもりはないんですよ! 本当に近道がないんです。あったらしたいです。

【濱家】ホンマ僕ら、めちゃくちゃサボリ魔で、なんとか楽したいタイプなんですよ。2人ともネタ合わせとかキライやし、できることなら楽してお金稼ぎたいタイプです。でも、山内がネタをめちゃくちゃ作るんですよ…。1つのネタについて、2人で話し合いながらまた書いて、書いて、書いて…、それこそ第100稿くらいまで続ける。いや、めっちゃ真面目でサボり魔ちゃうじゃないですか! そしたらある日、山内が「怠惰を求めて勤勉に行き着く」って言ってて。まさにそうか! って(笑)。

──なるほど! ラクするために頑張らないといけないと。

【濱家】だから、ホンマに近道ないっていうのはそこなんですよ。オレの人生で一番響いた言葉ちゃうかなって。自分らにぴったりです。

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