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日テレ新人アナが明かす、発声が必須ゆえのコロナ禍研修の難しさ 勇気くれた桝アナの一言

同期との差にコンプレックスも… 乗り越えられたのは桝アナの“矜持”に感銘

──自主練習の方法は自ら編み出したんですか?

石川みなみカラオケボックスは先輩方から教えてもらったんです。あそこなら思い切り声を出せるよと。ただそれだけでは自分には足りないと思い、研修のプラスαとしてボイストレーニングとナレーションスクールにも通っていました。

──自分に足りない部分とは?

石川みなみ同期がとても優秀なんですよ。特に北脇太基は先輩方から『10年目のアナウンサー並み』と評価されるほどで。また、忽滑谷こころは度胸があって引き出しも多いので、フリートークがどんどん出てくる。田辺大智は愛されキャラで場の空気を作るのが上手なんです。そんな3人と一緒に研修を受けていると、自分は陸上しかしてこなかったし、不器用だし、地声も低いし、とコンプレックスばかりが募ってしまって…。

──その焦りをどのように乗り越えたのでしょうか? 

石川みなみ桝太一アナが話してくれたことが大きかったですね。桝アナって、傍目には完璧な天才肌に見えるじゃないですか。だけど実は入社当時、なんでもそつなくこなす同期の青木源太アナを目の当たりにして「敵わない」と思ったそうなんです。「だから、準備だけは彼に負けないと決めてずっとやってきたんだ」とおっしゃっていて。

──見えない努力をされていたわけですね。

石川みなみたとえばフリートークでも、アドリブでパーソナルな内容を引き出せるように、徹底的に相手のことを調べて臨むそうなんです。本番では、CM中もゲストの方と自然にコミュニケーションをとって盛り上げていたりと、そんな気配は微塵も見せないんですけど。でも、あの桝アナですらそんな努力を重ねた上で今があるなら、新人の私が弱音なんか吐いていられないなと、とても勇気をもらいました。

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