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日テレ新人アナが明かす、発声が必須ゆえのコロナ禍研修の難しさ 勇気くれた桝アナの一言

リモート研修だからこそ身についた“大胆さ” 「毎度ここで学ぶしかない覚悟」

──石川アナは箱根駅伝の実況を夢見て、日本テレビを志望されたそうですね。
             
石川みなみ思い返すと、人生の節目にはいつも箱根駅伝があったんですよね。早稲田大学を志望したのも2009年、蛯原哲アナの「朝日嗣也選手は浪人をして一般受験で入学。努力を重ねて4年、最初で最期の箱根を走っています」という実況に大変感動したのがきっかけでした。奇しくも私も1年浪人することになったんですけど(苦笑)。

──局アナの仕事も幅広いですが、担当してみたい番組やジャンルはありますか?
                        
石川みなみ箱根駅伝の存在が大きすぎて…。ただあの番組を担当できるとしても10年20年先だと思うので、いざチャンスが巡ってきたときに、選手の人柄や魅力をお伝えできるように取材力を養っていきたいです。そういう意味では、報道・スポーツの経験を積みたいですね。いきなり華やかな場を任されるよりも、コツコツと現場に立って。やはり長距離ランナー気質と言いますか、ゴールに向かって愚直に走っていくことしかできないんです(笑)。                               
──最後に、“コロナ世代”のアナウンサーだからこそ持つ“強さ”があれば教えてください。

石川みなみ例年は研修中も先輩に同行しながら現場を学ぶそうなんですけど私たちの代はリモート研修で現場を知らないせいか、物怖じしない大胆さがあると先輩方から言われます。たぶんいろんなことを知りすぎると、怖くなってしまうこともあるんだと思います。きっちりルーティーンをこなさないと不安でしょうがない性格の私ですら、いきなり現場に放り込まれても「ここで学ぶしかない」という覚悟で飛び込んでいけるようになりました。こういう状況で入社した私たちだからこそ伝えられることがあると思うので、これからも学ぶことに貪欲に頑張っていきたいと思います。

(取材・文/児玉澄子)

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