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一足早い『新語・流行語大賞』予想2020

経済トレンドの“柱”にまで飛躍 今年最大のヒット『鬼滅の刃』

  • 『鬼滅の刃 1(完全生産版)』DVDジャケット(アニプレックス)

    『鬼滅の刃 1(完全生産版)』DVDジャケット(アニプレックス)

 5位の【鬼滅の刃】は、今年のエンタメ界で外せないものの1つ。漫画家・吾峠呼世晴によって『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年から連載され、2019年にアニメ化されて大ヒット。コロナ禍の緊急事態宣言で外出できない中で、Amazonプライムなど多くの動画サイトで配信されて軒並み人気ランキング1位を記録。大人から子どもまで幅広い年代がハマり、公開中の映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は日本映画史上最速で興収107億円突破して、さらに記録を伸ばし続けている。

 アニメ版のオープニングテーマ「紅蓮華」を歌ったLiSAは、劇場版の主題歌「炎」、最新アルバム『LEO-NiNE』を揃って10月14日にリリース。“令和初”となるアルバム・シングル週間W1位を獲得し、女性アーティスト歴代10組目の快挙となった。音楽だけでなくさまざまなタイアップやコラボグッズも発売されて話題の『鬼滅の刃』。アンケートでは「ネガティブなワードが多い中、明るいエンタメの話題だったから」(福岡県/30代・男性)、「老若男女から支持があり内容を知らなくても鬼滅の刃って単語を知らない人はいないと思う」(埼玉県/20代・女性)など大反響。

 ほかのにも「子どもに勧められて 自分もアニメを観ていたけれど こんな事になるとは想像もつかなかった」(群馬県/50代・女性)、「一大ムーブメントを起こしていると思うから」(埼玉県/30代・女性)などの声もあった。

コロナを機に働き方も大きく変化 新しい社会スタイル元年に

  • 実際に経験した人も多かった【テレワーク/リモートワーク】

    実際に経験した人も多かった【テレワーク/リモートワーク】

 今年はコロナの影響で3位の【ステイホーム】の意識を筆頭に、私たちのライススタイルの変化が進んだことも大きかった。仕事の中で新たに生まれたものとして、7位の【テレワーク/リモートワーク】がある。

 感染拡大防止により、政府が推奨してきたことではある新しい働き方。業種により対応できるか否かは様々ではあるが、今回をきっかけに社会で広まったことは大きな意味があった。加えて、短期的な対策ではなく長期的に見る企業が多かったのも印象的であった。

 アンケートでも「生活に切り離せない働き方として身近な言葉だから」(三重県/40代・男性)、「スタンダードな働き方になってきたから」(福岡県/50代・女性)と実際にテレワークを行なった人も多いのかポジティブにとらえる意見が多かった。

 コロナ関連一色に染まった今年の流行語。TOP10には加わっていなかったが、芸能界のスキャンダラスなニュースも記憶に新しい。不安なことやネガティブな話題が一見多いが、5位の【鬼滅の刃】をはじめ、自粛期間中にワクワクやドキドキをくれるエンタメや情報をわかりやすく伝えてくれるテレビの大切さを感じる機会も多かったのではないだろうか。

 ほかにも、高視聴率を記録したドラマ『半沢直樹』(TBS系)から生まれた「君はもう、おしまいです。お、し、ま、い、DEATH!」「生きていれば何とかなる。生きていれば、何とかね」などの名セリフも世間の耳目をさらった。『ユーキャン新語流行語大賞』では、一体どんな言葉が受賞となるのか。“withコロナ”のターンに入り、年末から来年にかけてはまたエンタメ界でのポジティブな新語・流行語が登場することを期待したい。

⇒TOP10に選ばれた理由を一挙紹介!
【調査概要】
調査時期:2020年10月14日(水)〜10月19日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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