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くまモン、コロナ感染防止対策啓発イラストに反響 有事の際に何をすべきか?“ご当地キャラ”の使命を聞く

SNSは感染予防等の呼びかけの場であり、皆さんに自宅で楽しんでもらう場

――そうしたSNSなどで「くまモン」の活動を見た人からどのような声が届いていますか?

浦田さん 「SNSでくまモンの元気な姿を見て、自分も元気が出た」「ストレスがたまる毎日だけど、くまモンの動画で癒されている」「感染拡大が終息したら熊本に行くね」「くまモンも健康にくれぐれも気を付けて」など、本当にたくさんの温かいメッセージが寄せれています。

――「くまモン」には『営業部長兼しあわせ部長』と言う肩書きがあります。熊本地震の時のように有事の際に「くまモン」だからこそできることはありますか?

浦田さん くまモンは、元々は熊本県民に“サプライズ”と“ハッピー”を届けるために生まれてきたキャラクターです。世界を飛び回る人気者になった今でも、県民のことを最優先に考え、地元の保育園や福祉施設、町内会の夏祭りなどへの出動を大切に続けています。そんなくまモンだからこそ、熊本地震の際には、県民の心の拠り所、そして復興の旗振り役としての存在価値を発揮することができたと思っています。

 今回もまた、熊本地震の時のように、多くの方々が健康面や経済面で不安な生活を余儀なくされています。そのなかで、皆さんにつかの間でも安らぎを感じていただけるような機会を作っていくこと、この苦境を乗り越えるための団結を呼びかけることが、くまモンの使命だと考えています。世代を超えて愛されているくまモンには、皆さんの心に響く、優しくも力強いメッセージを届けることができると確信しています。

――学校が休校中で思うように活動できないなか、子どもたちにはどのようなことを伝えたいですか?

浦田さん 外出が自粛されるなか、それでも何かできることはないかとくまモンは考え、今できる活動をしています。そんなくまモンの姿を見て、子どもたちが、“今自分に何ができるのか”“今自分は何をすべきか”ということを自ら考えてもらえたら嬉しいです。

――北海道では、食品企業の間での売上の低迷や過剰在庫といった影響を受け、ご当地キャラクターの「まりもっこり」が購入を呼びかけています。熊本県では、どのような取り組みをしていますか?

浦田さん 新型コロナウイルスの影響で、特に消費が低迷している県産の「花きや牛肉」などの消費拡大のPRにも力を入れています。その様子をYouTubeチャンネル「くまモンTV」で公開しています。

――先日SNSでの「#ゆるキャラつなぎ」では「くまモン体操」が公開され、「元気出たありがとう!」といった声が多く寄せられました。SNSだからこそ伝えられることはありますか?

浦田さん くまモン本人の出動が制限されている今、多くの方にフォローいただいているSNSは、皆さんとの貴重な交流の場です。最近、新たな取組みとして、SNSによる生配信を開始しました。視聴者とリアルタイムで双方向の交流ができるため、新たなツールとしてファンの皆さんに喜んでいただいています。出動が制限されるなかでやむなく開始した取組みでしたが、今後も続けていきたいと思っています。SNSは感染予防等の呼びかけの場であると同時に、皆さんに自宅で楽しんでいただく場としても重要な位置づけです。普段は見ることができないくまモンのオフショットを楽しみ、少しでも心を安らげてもらいたいです。

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