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愛用のハンドガンはまるで“ハリー・ポッターの杖” 山本一慶とサバゲーの劇的な出会い

ミュージカル『テニスの王子様』や『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』など人気の舞台に出演している俳優・山本一慶さん。多忙を極めるなか、時間を見つけては熱中しているのが「サバイバルゲーム(=サバゲー)」。サバゲーは“武器”を用いて戦うため、「粗野で怖い」といったイメージも持たれがちですが、実は戦略を凝らして臨む「紳士のスポーツ」なのだそう。出不精だった山本さんがサバゲーと出会い、武器とバトルフィールドのとりこになった、そのストーリーに迫りました。

撮影:高畠翼 取材・文:奥村百恵 メイク:瀬川なつみ スタイリスト:タクロウ

FPSからサバゲーに きっかけは北村諒さんのお誘い

――まず、サバゲーを始めたきっかけを教えてください。
山本一慶もともとFPSというジャンルのゲーム(=First Person Shooter/主人公の本人視点で移動し、素手や武器で戦うアクションゲーム)がめちゃくちゃ好きだったので、サバゲーに挑戦してみたいという願望はあったんです。ただ、インドアすぎる性格ゆえ、なかなか一歩を踏み出せなくて(笑)。あと屋外でやるイメージがあったので“行くのめんどいな”とか“(車の)免許持ってないし”とか、とにかくハードルが高すぎて行動に移せませんでした。

ところがある日、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』や舞台『青の祓魔師』で共演した北村諒くんが「サバゲー行かない? 何も持ってこなくても大丈夫だから」とLINEをくれて、これは願ってもないチャンスだと。それで「行くね」と返信したんですが、メッセージの「送信」を押すまで2分ほど悩みました(笑)。
――念願の初サバゲーはいかがでしたか?
山本一慶都内で深夜に少人数制のサバゲーをやったんですけど、メンバーは北村くんをはじめベテランの方ばかりで、ドキドキでした。初心者の僕がいきなりベテランに混じるなんてめちゃくちゃ怖いじゃないですか(笑)。

不安な気持ちでゲームに参加したんですけど、僕が撃った弾が敵のベテランの方に当たり、同時に僕もその方の弾に当たって、二人で一緒に「ヒット!」と言って退場したんです。弾が当たったら負けなんですけど、その時に“いまベテランと撃ち合ったぞ”とうれしくなってしまって。そこからのゲームは最高に楽しくて、初日で完全にハマりました(笑)。

――弾は当たっても痛くないのですか?
山本一慶BB弾なので服の上からだったらデコピンをくらった程度の痛さです。一発目が当たるまでは怖かったけど、撃たれてみて“あ、全然大丈夫だ!”と思ったらもう何も怖くなくなりました(笑)。それですぐにエアガンのハンドガンを買いに行って、北村くんを誘って千葉にある屋外フィールドでのサバゲーに挑戦したんです。屋外は室内と違った良さがあって楽しかったです。

山本一慶さんのサバゲースタイル

山本一慶さんのサバゲースタイル

――どんな違いがあるのでしょうか?
山本一慶屋外フィールドは広さがあるので長期戦での撃ち合いになります。相手と距離がとれるので、対面で戦えるのも魅力かなと。一方で室内フィールドはたくさん障害物があるので、その裏に隠れてコッソリ忍び足で近づきながら敵を狙える面白さがあります。僕はどちらかというと戦略戦が好きなので、室内のほうが合っているのかなと思います。ただ、頭も体も凄く使うので、帰る頃にはグッタリです。

相棒のハンドガンにこだわり 出会いの瞬間は“ハリー・ポッター現象”

――銃の持ち方や撃ち方などはレクチャーを受けて習得したのですか?
山本一慶いえ、最初から自己流で撃っています。アサルトライフルのような長くて大きいエアガンを撃つ時はレクチャーを受けましたけど、扱いが難しいのでハンドガンのほうが好きですね。それに室内戦にはハンドガンのほうが使いやすいので、自己流のまま続けています。
  • 山本一慶さんのサバゲーアイテム

    山本一慶さんのサバゲーアイテム

――装備などこだわりのアイテムはありますか?
山本一慶やはりハンドガンにはこだわってしまいますね。男って見た目カッコイイものが好きだったりしますけど、何をカッコイイと思うかは人それぞれ。僕はシュッとしてて少しだけゴリっとした形のものが好き。

「グロック」という有名なハンドガンがあって、カスタマイズできるパーツが多いので、最初はそれを買う予定だったんです。ところが握った時にあまりピンとこなくて。それで「シグ・ザウエルP226」というハンドガンを握った瞬間に“これだ!”と。ハリー・ポッターが最初に杖を持った瞬間に「ウワー!」となるのと同じような“ハリー・ポッター現象”が僕に起きたんです(笑)。これを買うしかない! と思いました。
――ガスガンと電動ガンの2種類があるそうですね?
山本一慶「シグ・ザウエルP226」はガスガンで発射時の反動があるので、まるで本物の銃を撃っているような感覚が味わえます。ガスガンは反動が強いぶん命中率は低い一方、反動のない電動ガンはブレなくて命中率が高いんです。

でもやっぱりガスガンを初めて撃ったときの感動は忘れられないですね。電動ガンしか撃ったことのない友人に「これ撃ってみて」とガスガンを貸したらもうイチコロで。「今から買いに行くわ」と言ってました(笑)。

――室内で戦うのが好きとおっしゃっていましたが、数人のグループで敵と味方に分かれて戦うことが多いですか?
山本一慶グループで戦うこともありますが、僕の周りは敵陣に突っ込む突撃型を好む人が多いので、室内の「1 on 1」という一対一で戦うゲームをやることが多いです。「ヨーイ、スタート!」という声のあと無音になる瞬間が、めちゃくちゃスリリングなんです!

というのも、床にはBB弾がたくさん落ちているので、踏むとジャリっと音がして、敵に一瞬でこちらの居場所がバレてしまうんです。耳をすませながら敵の居場所や行動を予測し、忍び足で後ろに回ってやろうとか、戦略を瞬時に考えながら動くのがすごく面白くて。これまで1 on 1は負けなしなので自信がありますよ。
――1 on 1はスタートの声がかかった瞬間にお互い隠れるのが基本ですか?
山本一慶隠れても突撃してもどちらでもいいんですけど、だいたいみんなビビって最初は隠れます(笑)。足音ひとつで負けてしまうので、めちゃくちゃ集中しながらやらないといけないんです。

――かなりスリリングですが、普段の生活では絶対に味わえない面白さがありそうですね。
山本一慶普通に生きていて人を撃つことなんてないですからね(笑)。テレビゲームでシューティングをやるのと生身で体感するのとでは全く違いますし、なるべく弾に当たりたくない思いもあるのでゲームに対する本気度が違ってくるんです。

“サバゲー筋”がついてきた! 筋肉痛になってもうれしい

――サバゲーにはどんなペースで参加しているのですか?
山本一慶ハマった当初は月に2〜3回ペースで行っていて、それが1年くらい続きました。サバゲーは基本的に姿勢を低くしながら忍び足で移動したり思いっきり走ったりするので、当時は毎週のように筋肉痛になって大変でしたよ(笑)。

――サバゲーのために肉体を鍛えることもあるのでしょうか?
山本一慶さすがにそれはないです(笑)。本格的に鍛え始めたらサバゲーが遊びじゃなくて仕事になってしまう気がして。サバゲーあとの筋肉痛は“お、筋肉がついてきてる”と喜びに感じるんですけど、仕事のあとの筋肉痛はつらいだけでうれしくないんです(笑)。サバゲーは普段あまり使わない筋肉を使うので、だんだん“サバゲー筋”が仕上がってくるのも楽しくて。
――“サバゲー筋”というワードを初めて聞きました(笑)。
山本一慶“サバゲー筋”どんどん鍛えたいですね。それこそ初日は想像以上にキツくて、全く動けないくらいの筋肉痛になって絶望したんです。だけど慣れてくるとどんどん筋肉痛になるのが良くなってくるというか。サバゲーをやるようになってから筋肉に対する考え方が変わりました。

――なるほど。サバゲー中は人格が豹変したりしますか?
山本一慶豹変することはないですね。紳士のスポーツなので、撃ち合いはするけどしっかりとルールを守りながらやっています。

例えば、弾に当たっても自己申告制なので黙ってることもできるんです。でも、だからこそ自分に厳しいルールを課して挑まないとダメ。室内で弾が壁に当たって、それが跳ね返って自分に当たったとき、跳弾は無効というルールだったとしても、念のため「ヒット」と言うようにしています。もしかしたら遠くから誰かが撃った弾かもしれないので。

あと、汚い言葉を使うのもアウトで、「くっそ!」とか「ふっざけんなよ!」とかもNGです。僕は心の中でだけ言うように気をつけています(笑)。ゲームが終わったあとにみんなで「さっき撃ったのお前かー!」と言い合ってワイワイするのが楽しいです。
――むしろ感情を抑えながら臨んでいるのですね。
山本一慶戦いなので闘争心はありますけど、最低限ルールは守らないと楽しめなくなってしまいますから。ただ、役者仲間で行くと面白くて、みんな普段からお芝居で銃を撃ったり剣を振り回して戦っているせいか、ゲームがスタートした途端に戦闘モードに入るんですよ。その姿を見ると“みんな慣れてるな〜”と思います(笑)。

――役者さんどうしが戦うさまを見てみたいです。初心者でも行きやすいサバゲースポットがあれば教えてください。
山本一慶東京だと、池袋や秋葉原、お台場に室内でできるところがあって、装備もレンタルできるので初心者にはオススメです。一人で行って参加できるところもあるので、ぜひいろいろ調べて自分に合いそうなところを見つけてトライしてほしいです。
――では最後に、山本さんにとってサバゲーとは?
山本一慶僕にとってサバゲーは生き甲斐、人生そのものです。今まで趣味にお金をかけたことがないんですけど、サバゲーを始めてからは自分で装備をそろえる喜びを知りました。自分でお金をかけて夢中になる……、みんなが当たり前にやっていることをようやく自分も見つけることができたなと。

今やハンドガンは人生の相棒のような存在です(笑)。これからも役者仲間やプライベートの友人たちをサバゲーの世界に誘い込んで、いろんなフィールドへ出かけて遊びたいと思います。
プロフィール
山本一慶(やまもと・いっけい)
1989年6月1日生まれ、東京都出身。O型。ミュージカル『テニスの王子様』、舞台『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』、『メサイア シリーズ』(舞台・映画)、『戦刻ナイトブラッド』(アニメ・ゲーム・舞台)など多くの2.5次元作品の他、シェイクスピア作品にも主演している。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。(2月27日掲載
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。

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