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(更新: ORICON NEWS

430万再生果たすコマ撮り作家が世界大会で受賞、”リラックマ”も手掛けた会社員の素顔

試験に合格して参加。アニメ「リラックマとカオルさん」制作は貴重な体験だった

――「リラックマとカオルさん」(Netflix)の作品を請け負うことになったきっかけは?
篠原健太さん私はストップモーションアニメーターとして参加させていただきました。きっかけは、私がまだデビュー間もない頃、大先輩アニメーターの峰岸裕和さんに声をかけていただいたことです。そして作品制作に参加するためのテストを受けて合格しました。

――リラックマは日本のキャラクターですが、Netflixは海外のサイトです。国際的に共感を得られるように工夫したところはありますか?
篠原健太さん私の受け持ったストップモーションアニメーターの役割としては「可愛く動きをつける」ことを意識しました。「可愛い」という感情は世界共通なので、そこを思いっきり出せば一番効果的だと思ったのです。

――「リラックマとカオルさん」制作にあたって日本のストップモーションアニメーターと出会えたそうですが、印象に残った出来事は?
篠原健太さんアニメーターの皆さんと食事をして語り合えたことです。皆さん、普段は個々に仕事をしているので情報が共有されません。その食事会でそれぞれの考えや思いを話し合い、技術をシェアすることができたのは貴重な体験でした。

■自分の転機となった作品は「フィギュアコマ撮り」 「個人」として海外から注目される

自身が手掛けた作品がニューヨークで投影される中、表彰される篠原さん。次ページではこの動画が見られます。

自身が手掛けた作品がニューヨークで投影される中、表彰される篠原さん。次ページではこの動画が見られます。

 これまで制作した中で特に気に入っている作品として多部未華子や山田孝之が声優を務めた作品「リラックマとカオルさん」を挙げた篠原さんだが、自身のキャリアの中で転機となった作品は「フィギュアコマ撮り」だという。これは「仮面ライダージオウ」や「名探偵コナン」などのフィギュアを使用したコマ撮り作品シリーズで、「個人的にも気に入った作品で、これを通じて本当にたくさんの人とSNSでつながりを持つことができました」と話している。

――今後、伝えたいことはありますか?
篠原健太さん私は、ストップモーション以外何もできませんが、たくさんの人の支えのお陰で国際的な賞をいただくことができました。しかし、私はまだまだやりたいことがたくさんあります。将来私が何かを始めるとき、あなたの力をお借りすることがあるかもしれません。そのときはどうかよろしくお願いします。

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