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ORICON NEWS
結成25年目、タカアンドトシが語る“原点回帰”「北海道と漫才のために頑張りたい」
北海道ロケで10数年ぶりの出会いも「地元の魅力は面白い人や素敵な人がいること」
旅の軍資金は、タカのインスタグラムに寄せられた「いいね!」の数に応じて変動し、そのお金をご当地の食費や謝礼に活用する。さらに今年は、ゲストにタレントの武田修宏を迎え、北の大地で自由すぎる旅を満喫する。
番組の収録後の奥尻島でタカアンドトシの2人に今回の旅を振り返ってもらった。タカにとって初上陸となる奥尻島はウニが名産だが、意外にも「ウニが苦手」だという。だが…「これが本物のウニなんだな!と思えるほどの絶品。奥尻島のウニは“苦手な人でも好きになるウニ”でした」と語り、北海道だからこそ味わえる絶品の名産品に舌鼓を打ったようだ。
一方のトシは、松前町について「父親の実家があり、小学校高学年まで毎年夏休みに訪れていた思い出の地」だと明かしてくれた。「小さい頃はよくプロレスごっこをしたり、海に潜って遊んだり、思い出がたくさん詰まった場所なんです。なんと現地では、突撃訪問をして叔母さんにも会えました。墓参りにも行けたし、とても懐かしい気持ちになりましたね」と振り返る。思わぬ親戚との遭遇に、トシも興奮を隠しきれない様子。
海の幸や大自然など、魅力を語れば枚挙にいとまがない北海道だが、2人が口をそろえるのは現地で出会った「面白い人・素敵な人」だ。今回の旅では町で出会ったおじさんおばさんの同窓会に乱入し、思う存分暴れまわった。
中でもタカは「奥尻島の名物母さんは最高ですよ」と熱っぽく語るが、「こればっかりは番組を見てほしいですね」と不敵に笑うばかり。旅の道中で偶然遭遇した「北海道の名物素人」と2人の絡みも見どころのひとつだ。
ロケ番組の数は年々増えているなか、素人を相手にするテレビのコツは?と聞くと口を揃えて「嫌がる人には声をかけないこと」だと話す。一見破天荒なところはあるが、素人に対しての距離感の取り方や思いやりを忘れないところが、ロケ番組で重宝される理由かもしれない。
「僕らは一心同体」バラ売りせずコンビでやっていくのがタカアンドトシの真骨頂
札幌から東京へ進出し、いまや地上波の常連になった2人が改めて“原点”に立ち返ろうとしている。タカは「“全ては北海道のために”という気持ちで頑張っています。東京で活躍して人気になれば北海道に還元できるし盛り上げることができる。北海道をもっと元気にしたいから、東京で頑張るんです」と地元北海道への愛を語ると、トシは「漫才を頑張っていきたいです。どんどん新ネタを作っていきたいですし、わざわざお金を払って劇場に来てくれるお客さんに、タカアンドトシの2人の力で笑いを届け続けたい」と語る。
今やトップコメディアンに上り詰めた2人が見据えるのは、地元「北海道」と「漫才」という2人の原点とも言える場所。多忙な2人が2泊3日の旅で見つけるのは、些細だが、かけがえのない瞬間だ。
【バラエティ特番:タカアンドトシの“北海道奥尻島上陸”今夜、宿ナシ二人旅】
放送日:2019年7月14日(日)16:05〜17:20(北海道文化放送・フジテレビ系)
出演:タカアンドトシ、武田修宏
ナレーション:ハリセンボン春菜
放送日:2019年7月14日(日)16:05〜17:20(北海道文化放送・フジテレビ系)
出演:タカアンドトシ、武田修宏
ナレーション:ハリセンボン春菜