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“奇跡の51歳”宇徳敬子、Mi-Ke時代の「ドクターストップ」で美と健康に目覚めた過去を明かす

 今年2月、バラエティ ー番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演し、「奇跡の51歳」として話題になった宇徳敬子。変わらぬその美貌には、「30代に見える!」「めちゃくちゃキレイ」といった声がSNSにあふれた。90年代にアイドルユニット・Mi-Keとして活躍したほか、アニメ『ちびまる子ちゃん』テーマ曲でおなじみの"B.B.クィーンズ"でコーラスを担当していたことでも知られる宇徳。現在はソロアーティストとして活躍する彼女が美と健康に目覚めたきっかけは、Mi-Ke時代のハードな芸能生活だったという。

“アンチエイジング”に疑問、「私は逆らうのではなく、受け入れていく」

――トークバラエティー 初挑戦はいかがでしたか?
宇徳敬子 その日のテーマが『診察券 パンパン女』だったのですが、私は全然沿ってなかった気がします(笑)。美容と健康のためにやっていることなんて、「強いて言えばお風呂ですかね」と言ってしまい、司会の後藤さん(フットボールアワー)にツッコまれてしまいました(笑)。でも、あの番組自体がすごく好きだったのと、私がソロデビュー25周年というタイミングでもあったので、出演させていただきました。ものすごく緊張して一人だけ汗だくでしたが(笑)、番組スタッフの皆さんや出演者の優しいお心遣いに助けられて、とても楽しかったです。

――アイドルユニット・Mi-Ke(1991年〜)時代から変わらぬ美しさ、美魔女ぶりに反響が大きかったようです。とくに心がけていることは何ですか?
宇徳敬子 美容に関しては言えば…オーガニックなモノや、アロマの香りに心身共に癒される、ナチュラルで自分の肌に合うコスメを楽しみながら選んでいます。自分にピッタリくるものを、その日の体調に合わせて…と、洗顔や化粧水にはこだわってはいますね。保湿も、しっかりやる日と全く何もやらない日、オンオフのスイッチがあります。両親からもらった身体に傷をつけないように健康を保てるのがベストだと思うんです。ピアスもしていないくらい(笑)。あとは、自分の内面。結局、すべては表情に表れるので。それまでの人生がキツかったら眉間にシワも寄ってしまうし、毎日を楽しく過ごしていたら豊かな気持ちから顔が柔らかくなる。

――たしかに。
宇徳敬子 あとは私、代謝が良い せいかすごく汗かきなんですけど、汗をかいて自分の天然皮脂で潤ってくれればいいなと思っているくらいなんですよね(笑)。だから、わりと若い頃から、みんなが美容クリームを使っていても洗顔だけで済ませちゃうこともありました。ちゃんと自分で潤って!みたいな。

――肌を甘やかさず、鍛えていたんですね。
宇徳敬子 スパルタ?(笑)。でも、そのあとには化粧水でお肌の水分補給はしています。最近は“アンチエイジング”という言葉が主流ですけれど、私は逆らうのではなく、受け入れていくというか。人って、歳を重ねていくことで経験値が上がって、いい表情が出て人に優しくなっていくと思うんです。だからこそ年齢とともに、美容も健康も引き算していく。メイクをどんどん重ねていったら色々隠してしまうけれど、素の状態でいれば、肌も身体もそのままでいられるように頑張ってくれるんですよね。そうやって弱点や欠点を見逃さないように、自分と向き合うというのが大事だと思うんです。

Mi-Ke時代に見舞われた耳と身体の不調、「健康じゃないと続けていけない」

――でも、多忙を極めたMi-Ke時代はどうされていたんですか?
宇徳敬子 Mi-Keでは、ビートルズなどの古き良き洋楽やグループサウンズを取り入れた曲を歌えたり、カバーができたことを今でもすごく誇りに思っています。 Mi-KeとB.B. クィーンズ(コーラス担当)は、まさに“テレビの中で生きた人たち”という感じでした。昼間はテレビ収録をして、夜中から朝までレコーディングをするという生活を2年くらい続けていたんですけれど…。

――それはハードですね。
宇徳敬子 はい(笑)。そんな中で、音を楽しむことを真剣にやるには、まずは自分が健康じゃないと続けていけないんだと気づいたんです。当時は、耳はおかしくなるし、身体の不調も出てきてドクターストップがかかりました。そんなとき、自分の身体の中にある自然治癒力を信じる医療と出会ったんです。身体の不調や異変をごまかさない考え方で、本当に必要なときは西洋医学を取り入れて、薬に頼らなくていい体を作ろうと思ったんですよね。

――なるほど。
宇徳敬子 音楽業界は競争ですが、自分が本当に音楽と向き合っていくことを考えた結果、私が求めるのはそこじゃないことにも気づいたんです。いい歌を歌っていくためには、健康でいたい。空気の悪いところにいたくないし、身体の血管も毛穴も(笑) すべて詰まらないようにしたいと思うようになったんです。なんて言うんでしょう、健康バリアを張 っているというか(笑)。そしてデトックスに辿り着きました。

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