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アルバイターの一言に店長が涙…求人情報の老舗『an』が“バイト大喜利”を発表
賞金総額100万円、「第1回目なので、まずは注目を集めたい」
「世の中の人たちに“アルバイトはポジティブで楽しいもの”というイメージを持っていただきたいというのが、この企画の背景にあります」と語るのは、『anバイト大喜利』を担当するパーソルキャリア株式会社の亀田郷平さん。「第1回目なので、まずは注目を集めたい」という思いで、入賞作品の賞金は総額100万円とした。
『an』といえば求人情報誌の老舗であったが、2017年からはWEBでのサービスがメインに。今回の大喜利も、HPの応募フォームのほか、Twitter投稿でも応募が可能となっていた。
「普段の業務でも、Twitterを含め、ソーシャルメディアでユーザーとコミュニケーションを取ることが増えています。それだけに、今回の企画なら多くの若い人たちに参加してもらえるんじゃないかと考えました。テレビでは『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)という番組も人気ですし、大喜利なら敷居も低く、楽しく参加してもらえるのかなと」
心配されたネガティブ要素…ふたを開けてみたら?
「当初は、ネガティブな内容の作品が多いのではないかと心配していたんです。でも、ふたを開けてみたら、そんなことはなかった。一言でボケて笑えるものや、ハートフルなネタが多かったということに我々自身、驚かされました」
アルバイトを楽しく、ポジティブなイメージに…と企画した『an』の意図は、応募作品の中にもしっかりと息づいていると言える。
「今はアルバイトをしてない方にも、“自分がバイトをしていたときはどうだったかな?”と思い出したり、“こういうバイトもやってみたい”と考えるきっかけになってくれたらと思います」と亀田さん。6月には、毎年恒例企画『anアルバイト川柳』の発表も予定している。
(文:今 泉)