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七光りを感じさせない“2世芸能人”ランキング
圧倒的な歌唱力とカリスマ性、“昭和の歌姫”と“平成のディーバ”の母娘
宇多田はサウンドは違えど、母を凌ぐ歌唱力で平成の歌姫として15歳でリリースした「Automatic」以降、数々のヒット曲を飛ばした。宇多田はR&Bサウンドをベースに、情感のある歌詞で、母となった現在でも不動の人気を獲得している。
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』主題歌「花束を君に」は、2013年に亡くなった藤さんへの思いを込めて作られた曲であると、2016年9月23日放送の『SONGS』(NHK総合)で明かしている。同曲は、宇多田にとって母の存在が大きかったこともうかがえると同時に、2010年のアーティスト活動休止から復帰後初めて発表したターニングソングにもなった。
そんな宇多田には「実力とカリスマ性でブレイクしたという印象だから」(東京都/30代・男性)、「歌唱力も曲を生み出す力もまさに歌姫」(滋賀県/30代・女性)と圧倒的な音楽性とカリスマ性に絶賛の声が多数。「溢れる音楽センスは揺るがないから」(大阪府/50代・女性)と宇多田の実力そのものが讃えられている。
主演女優賞も実力で多数、挫折や下積み時代も経験し演技派へ成長
“平成最後の朝ドラ”となったNHK連続テレビ小説『まんぷく』での奮闘ぶりも記憶に新しい。映画『万引き家族』ではカンヌ映画祭でパルムドールを受賞し、日本だけでなく世界から演技を絶賛された。親の七光りと言わせない実力で、女優としての道を進んでいる。
そんな安藤に「朝ドラの演技が良かったので、実力があると思う」(大阪府/30代・男性)、「朝ドラの主人公や、映画で賞なども獲得しているから」(東京都/10代・女性)と『まんぷく』で見せた演技力が語り草に。「圧倒的な演技力、また本人の人柄の魅力を感じさせてくれる」(栃木県/50代・男性)と穏やかな人柄も人気を呼んでいる。
別ジャンルの活躍で「2世」イメージなし ミュージシャンの血を継ぐ実力派女優
2013年1月放送のドラマ『夜行観覧車』(TBS系)で家庭内暴力に荒れる娘役を演じ、一躍話題に。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』では、銭湯を営む家族の娘役を演じて、日本アカデミー賞ほか各映画賞の助演女優賞を受賞した。2018年4月放送のドラマ『花のち晴れ 〜花男 Next Season〜』(TBS系)連続ドラマ初主演を果たして瑞々しい演技を披露。2019年のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』には三島弥彦(生田斗真)の三島家の女中・シマを演じている。
「2世だったと知らなかった」という声が多数で、その驚きもあってか10代では1位に。親の存在を知らずとも、女優として実力があると評価されTOP3入り。「女優として実力でやっていると思う」(愛知県/10代・男性)、「親が芸能人だということを知らなかったし、ドラマや映画でも素晴らしい演技を見るから」(北海道/10代・女性)と注目されている。21歳となり、子役から大人の女性へと脱皮する演技が今後さらに期待されている。
別ジャンルの活躍で「2世」イメージなし ミュージシャンの血を継ぐ実力派女優
TOP10を振り返ると、日本国内にとどまらない活躍をしている芸能人が並ぶ。大きな仕事を任せられれば、実力であっても「親の七光り」と言われる場合もあり、大成しなかった時の恐怖も少なからずあるはずだ。その重圧に耐え、実力で「2世」というレッテルを自身ではがす努力をしているのは想像に難くない。世襲制の歌舞伎、あるいは現在は大御所である歌手・加山雄三(父は上原謙)、タレント・堺正章(父は堺駿二)らも、2世であることと向き合って、個性を確立してきた。
その一方、知名度や話題性というアドバンテージを武器にせず、2世であることを伏せて活動する芸能人も多い。2世に甘んじない実力で勝ち上がっていく精神力が、芸能界で長く生き続ける秘訣なのかもしれない。と同時に、親から受け継がれた天性のカリスマ性があるのもゼロではないはずだ。
七光り感じさせない“二世芸能人”ランキング TOP10
宇多田ヒカル
- 七光りだけでこんなにもミリオン連発出来ない(宮城県/20代/男性)
- 親を越える実績を残しているから(兵庫県/30代/男性)
- 親の存在よりも本人の才能を強く感じる(静岡県/20代/女性)
1
安藤サクラ
- 実力のみで女優人生を歩んでいると感じます(茨城県/20代/男性)
- 端役からのキャリアで今は主役として大成している(福岡県/40代/男性)
- 十分演技力が優れていて実力を発揮している(京都府/40代/女性)
2
新田真剣佑
- 自分のペースを大事にしていそうだから(埼玉県/30代/男性)
- 父親の威光を感じないオーラがある(東京都/20代/女性)
- あのビジュアルなら親の力がなくとも絶対に成功する(長崎/50代/女性)
10
七光り感じさせない“二世芸能人”ランキング 世代別TOP5
【調査概要】
調査時期:2019年4月4日(木)〜4月10日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
調査時期:2019年4月4日(木)〜4月10日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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