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ファン同士の繋がりが生み出す新しい価値、コロプラ・岩田星人氏

2019年1月取材・掲載記事の再掲載

(C)MusicVoice

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<エンタメ界の30代 Vol.19>
変革期を迎えているエンターテインメント業界。テレビ最盛期やミリオンヒットが続出した時代に青春を過ごした30代は今まさに、その最前線で活躍している。彼らは今何を考えているのか、どう時代の変化に立ち向かっているのか。リレー形式でインタビューする本企画は、エンタメ業界で働く大手事務所マネージャーが同世代で活躍するキーマンに話を聞き、それぞれの背景や想いに迫っている。今回は、『白猫プロジェクト』『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(以下、黒猫のウィズ)』などの大ヒット作品を生み出し、スマートフォン向けゲームアプリを展開している株式会社コロプラ マーケティング本部 ライセンスビジネス部 アライアンスグループ マネージャー『岩田星人』氏。会社設立10年を迎え、ゲームだけではなく、さまざまなコラボ企画やイベントを展開。最近では、『モンスターストライク』と『白猫プロジェクト』のコラボ企画も話題になった。様々なコラボやタイアップ企画、イベントなどを取り仕切る仕掛人『岩田星人』氏に迫った。
【企画・取材・文=山本圭介(SunMusic)/撮影=松尾模糊】

『人生このままではだめだと思った』

 コロプラの歴史は2003年に代表取締役の馬場功淳が個人で位置情報ゲーム「コロニーな生活」を開始したところからはじまる。その後、2008年に株式会社コロプラが設立され、世界初の位置ゲー特化型プラットフォームの提供を展開。2011年にはスマートフォン特化型ゲームの開発をいち早く着手し、2013年に『黒猫のウィズ』、2014年に本格3DアクションRPG『白猫プロジェクト』をはじめ、数々のヒット作を生み出してきた。また、話題のコラボ企画などを数多く展開し、最近では、XFLAG(TM) スタジオが提供する人気スマートフォンアプリ『モンスターストライク(R)』と『白猫プロジェクト』のコラボ企画「モンスターストライクプロジェクト」をスタートし、まさかのコラボに多くの反響を呼んだ。

 そんな『コロプラ』が展開する様々なコラボや企業タイアップなどを企画・交渉をおこなっているのが『岩田星人』氏率いるアライアンスグループ

 他社との「交渉」が重要な立場にありながら、岩田氏は過去、他人とのコミュニケーション能力が極端に低く、営業先のドアも叩けないほどだった。そんな彼が「自分自身」を変えるために、転職先として選んだ場所が「テーマパーク」。

 「このままでは、人生が終わると思いました」

 2年間「テーマパーク」で働いた経験が彼自身を大きく変えた。

 たくさんのコラボ依頼が舞い込み、ゲームプロデューサーとの社内交渉から企業との交渉までを取り仕切る岩田氏が歩んできた道。そして、ファンミーティングで感じたこととは――。

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