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「甘酸っぱいに違いない」本物すぎる“イチゴ”に反響・・・瑞々しさ切り取るデジタル“リアル絵”の超絶技巧
リアル絵をはじめて、フォロワー増だけでなく現実での人脈も広がった
ヤスさん「美大に通う学生で21歳です。果物などを撮影してSNSにアップしていたのですが、見ているうちにだんだん描きたくなってきて、今は果物はじめ、夜の空や星など、自分で描いたイラストをアップしています」
――リアルな絵はいつごろから書いていますか? また、描こうと思ったキッカケは?
ヤスさん「描き始めたのは大学に入ってからです。美大生ということもあり、絵を描くのは元々好きだったので、リアルにも描いてみよう! と思ったのがきっかけです。描いてみたら楽しかったので、続けています」
――リアルな絵を描くようになってから、フォロワーはどれくらい増えましたか?
ヤスさん「夜空などをモチーフとした絵と、果物などのリアルな絵で、2つのアカウントを使い分けており、それぞれフォロワーさんは6万人、1万人くらい増えました。フォロワーさんが増えることは、作品を作る励みになって嬉しかったです」
――周囲からの反響はどうでしょうか?
ヤスさん「大学で話しかけてくれる人が増えたりしましたね! あとは、SNS上で他のクリエイターさんとのつながりができたりして、人脈が広がった感じがします」
リアル絵のコツは“ハイライト” それを活かせるモチーフ選びも
ヤスさん「アクリルや油絵具、コピックとか使って描くと数日かかることもありますが、今はデジタルなので、平均で2.3時間くらいです」
――クリームソーダのメニューはレトロ感が話題になっていましたが、他の作品は瑞々しさを再現しているのに、“メニューとしてのリアル”に注目したのはなぜでしょうか?
ヤスさん「とある喫茶店に入った時、メニューのレトロさがとても素敵だなぁと思ったんです。自分のリアル絵で表現してみたらどうなるかなぁと考えました」
――リアルに見えるようにするためのコツがあったら教えてください。
ヤスさん「一番大事なのはハイライトだと思っています。しっかりと見て、妥協せずに細かな形まで正確に描くことが大事です。それ以外の形はおおまかになってしまっても、ハイライトさえしっかりしていればリアルに近づくと思いますよ!
――モチーフはどうやって決めていますか? また、今後描いてみたい作品はありますか?
ヤスさん「モチーフはいちごや、みかん、ツヤツヤしているものに決めています。一番リアルさが求められる気がするからです。また、先日のクリームソーダが好評なので、またレトロなリアル絵に挑戦したいですね」
ヤスさん Twitterアカウント
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