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辻希美は本当に炎上してる? “ファントム炎上”を手にした強み

  • 何をしても炎上してしまう辻希美(C)ORICON NewS inc.

    何をしても炎上してしまう辻希美(C)ORICON NewS inc.

 イチゴに練乳をかけて食べたら炎上、くら寿司に食べに行けば炎上、夫(杉浦太陽)の靴下の裏が汚いと炎上…。もはや炎上することが日常となっているのが、“炎上職人ママブロガー”こと辻希美だ。しかし、よくよく見れば炎上の中身はほぼ“言いがかり”に近いものがほとんどで、「なぜこんなことで?」と首を傾げたくなるものばかり。辻のブログやインスタでは、どこで、誰が、どんなコメントをしているのか、辻希美の「炎上」における5W1Hを解き明かしていこう。

子育てにおける悪意のない“天然”からの炎上が原点

 辻希美は2000年、12歳で『ASAYAN』(テレビ東京系)で行なわれた「モーニング娘。第3回追加オーディション」に合格したことをきっかけにデビュー。ジュニアアイドルの先駆けとして一世を風靡したのは周知のとおり。バラエティ番組でもおバカキャラとして活躍し、2007年に20歳で俳優の杉浦太陽と結婚。その後、ママブロガーとして精力的にブログをアップ、何を書いても炎上することから“炎上職人ママブロガー”と呼ばれるに至るが、ママタレント業と4児の子育てをしっかりと両立させていることもまた事実だ。

 そして、辻の炎上はその“子育て”に端を発する。「生後2カ月の赤ちゃんを人混みの多い雨の日のディズニーランドに連れ出す」、「病み上がりの子どもをバイキングに連れ出し、熱をぶり返させる」、「子どものお弁当の中身がほとんど変わらず、栄養バランスを考えていない」など次々と炎上を繰り返していくのだが、たしかに初期の行動は炎上するのも分からなくはない内容であった。

 そんな辻を“炎上職人”たらしめたのは2010年、後藤真希の母の通夜のときに着ていた服装からだろう。色こそ黒であるものの、ミニスカート・リボン・ギャルメイクで参列し、「常識がなさすぎ」と物議を醸して大炎上。実は、前年2009年の藤本美貴と品川庄司・庄司智春の結婚式において、「普通は花嫁と色のかぶる白いドレスは避ける」ことが常識なのに、辻は白いドレスで列席して炎上するという伏線もあった。しかし2015年には、後藤真希の結婚式でも同じ白いドレスで列席、さすがに2回目ということもあって、まさに「火に油を注ぐ」形で叩かれたのである。

 しかし、こうした炎上もいわば“不謹慎”や“非常識”というところからきており、子育てにしても服装にしても、もちろん辻自体に“悪意”はなく、よく言えば“天然”ということなのかもしれない。

炎上自体がもはや“ネタ化”、くじけることなくブログを更新し続ける辻希美の意地

 ただ、このころから辻希美=炎上というイメージがつき過ぎてしまい、何をブログに書いても炎上することが常態化していく。イチゴに練乳をかけて食べれば、「採りたてのイチゴに練乳をかけるなんて」と炎上、花粉症で耳鼻科に行ったことを報告すれば、「もっとつらい病気の人がいるのに」と炎上、5月に家のプールで子どもを遊ばせれば、「この時期は寒いでしょ」と炎上、7月にプールに入れると今度は「水不足なのに」と炎上……。実際ここまでくると、ただの言いがかりと言え、逆に炎上しないと“炎上しなかった”ことで盛り上がるという、“逆炎上祭り”となる始末。

 さらには、匿名掲示板で「流石に辻希美でも炎上しないであろう行為」なるスレッドができたり、ネット記事を引用リツイートして面白いコメントを付ける“遊び”まで。見ているユーザーも書き込んでいるユーザーも、もはや炎上自体を楽しんでおり、辻希美〜炎上〜ネタ化・大喜利化という流れが確立されているようなのだ。

 ここまで炎上しながら、くじけることなくブログを更新し続ける辻希美は、とんでもない“鋼のメンタル”の持ち主か、“超鈍感”なのか疑いたくもなるが、2014年8月放送の『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)では、「ブログ止めようかな、つらいなと思ったこともあった」と語っている。しかし、2018年8月放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)では、「つらいこととかそんなに書けない。だから、周りから見たらいいところばかり見ることが多いので、言われちゃうのもしょうがない。でも、そこはポジティブに」とも語っている。ネット上ではある種の“ヒール”として扱われている辻ではあるが、12歳から芸能界の荒波に揉まれて成長してきた“ベテラン”だけが持つ忍耐力やメンタルの強さがうかがえる。

 一方、辻と同じようにグループアイドルの一員であり、炎上芸の後輩とも言える元NMB48の須藤凜々花が、先ごろ引退を発表。炎上を繰り返したあげくの引退劇に、「まさに燃え尽きた」などの報道もあったが、炎上に対する免疫や対応力で言えば、やはり辻の方が一枚も二枚も上手の“先輩”だったということか。須藤にしろ、同じく炎上しがちなmisonoにしろ、炎上を繰り返しては、その対応や精神的なコントロールにあまり長けていなかった感もある。その点、辻はアンチコメントに無駄な反応はしないでバッシングに耐えるという、いい意味での“鈍感力”を持ち合わせており、結果的に炎上に上手く対応できているのかもしれない。

コメント欄が閉じられているのに炎上!? 近年は擁護派も多数

 しかし、そもそも辻のブログやTwitter、インスタグラムはすべてコメント欄が閉じられている。いったいどこで炎上しているのかと言えば、匿名掲示板のアンチスレだ。実際、一般の人はネットニュースの炎上記事を見て、辻が炎上しているらしいことを認識する。しかしTwitterなどでは、「いちいち炎上させる人たちがバカ」、「4人の子どもを立派に育ててる夫婦にぐだぐだいってんなや」等々、辻を擁護する声もちらほら。

 つまり、ネットニュースがアンチスレの批判を記事にして、“炎上”と書いているだけであり、まさに幻影=“ファントム炎上”なのではないか。最近の辻のブログでも、炎上するような記事はいっさいないのに、アンチが無理やり炎上案件を探しては、炎上しているかのように演出する。もはや“本人不在”の炎上とも言えるが、結果的に“ビジネス炎上”の形になっていることも興味深い。

 昨年の「いい夫婦の日」には、理想の有名人夫婦「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー」8位に選出された杉浦太陽・辻希美夫妻。これまで「辻希美=炎上」のイメージがひとり歩きしてきたが、実際は一般の人も辻希美の姿を冷静に見ており、4人の子どもを育てながら仕事もこなす“立派な母親”として捉えているようだ。とは言え、辻の存在感を“炎上”が下支えしてきたこともまた事実だろう。メディア側にしても取り上げやすいし、ある意味では辻の“持ちネタ”とすら言ってもいいのかもしれない。最後に、本記事が辻の“炎上芸”の営業妨害をするつもりはないことは強調しておきたい。

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