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“殿堂入り”寂しい水卜麻美アナ、レギュラー番組終了にも「この闘志をどこにぶつけていいか…」
今年の首位・有働アナを尊敬、「いろいろなものを盗みたい」
「本当に尊敬する大先輩です。一度、『スッキリ』のインタビューでお会いしたことがあるんですが、とても格好良い女性でした。ご自分の言葉や意見があって、経験も場数もキャリアも、私は遠く及びません。実は今度、特番でご一緒するんですよ! 間近で有働さんの仕事を見られる貴重な機会なので、いろいろなものを盗みたいですね。台本をどんな感じでご覧になるんだろう?とか、何か書き込んでいるのかな?とか…今から楽しみです」
このように勉強熱心な水卜アナだが、異動して1年が経つ『スッキリ』では、MCの加藤浩次に学ぶことが多いようだ。
「加藤さんは、すごく勉強していらっしゃる。問題意識を持ってニュースを見ているから、いろんな角度から物事を伝えられるんです。私はまだまだ勉強が足りていないのですが、加藤さんに教えていただいたりして、だんだんと考えられるようになってきたかな。『スッキリ』では悲しいニュースを読むこともあるので、『ヒルナンデス!』時代に比べたら、確実に笑顔は減っていると思います。でも、マインドは変わってないですよ(笑)」
入社9年、人間関係の良さに感じる思い「日本テレビにずっといたい」
「私が日本テレビにずっといたいと思う理由は、ダントツで人間関係の良さなんです。日々、楽しくお話ししながら、一緒にご飯にも行く。プライベートの親友も社内にいます。そんな中で私が重視しているのは、先輩は当然として、後輩とのお付き合いかもしれません」
入社9年。後輩は年々増えていく。
「びっくりするのが、私に対して『テレビで見ていました!』とすごく緊張している子もいて。あとは『水卜さんが笑わずに真剣な顔でパソコンに向かっていて、テレビとは違うと思いました』とか。そりゃそうだろ、と思いました(笑)。でも私、後輩にも仕事の悩み相談をするし、弱みも見せます。“飲みニケーション”を半ば信じているので、食事にも一緒に行きますね」
「せっかくテレビに出ているのだから、元気に、日本を明るくしたい」と胸を張る水卜アナ。インタビュー中に着ていた『犬も食わない』Tシャツを指差し、「ぜひシーズン2もやりたいので、今からこれで社内を歩いてアピールしてきます!」と意気軒高。そんな彼女の笑顔と眼差しは、朗らかながらもしっかりと前を見据えていた。
(文:衣輪晋一 写真:田中達晃/Pash)
『犬も食わない』
日本テレビ系
※12月14日放送の9回目は深夜0:40から放送
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