銭湯に行くのが趣味、湯船に浸かっていると極楽気分

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――横山さんは、高校生の頃からうたのお兄さんになることが目標だったとか。
横山だいすけ　はい、高校2年生のとき、学校の資料室にあった本を読んだことがきっかけですね。小学生に上がるまでの子どもは、何でも吸収する時期。心を豊かにしてくれる音楽をいっぱい聴かせることで、豊かな人生を送れるようになるだろうってことを知ったんです。そこで子どもに向けた歌をやりたいと漠然と思って家に帰ったら、5つ年下の弟が『おかあさんといっしょ』を観ていて。そのとき「これだ！」と思ったのが、うたのお兄さんになることでした。まぁ、中学校の先生からは「あなた、中学時代からうたのお兄さんになりたいって言ってたわよ」って言われるんですけどね（笑）。

――普段はどんな方なんですか？
横山だいすけ　番組でご一緒していた方たちからは、「おじいちゃんみたい」と言われていました（笑）。家ではのんびり過ごしてますし、好きな散歩をしたり、自転車で海の方まで行ったり。お風呂も好きなので、銭湯に行くのが趣味と言ってもいいかもしれません。スーパー銭湯のほかにも、街中にあるような普通の銭湯に行くことも多いですね。湯船に浸かっていると、もう極楽気分。

――銭湯で、子どもたちから「うたのお兄さんだ！」とか、バレたりは？
横山だいすけ　それはないですね。湯船で4〜5歳の子どもがわしゃわしゃ泳いでいたので「気持ちいい？」って聞いたんですけど、普通に「気持ちがいいよ」って答えてくれるくらいで、まず気づかれません。番組ではカラフルな洋服を着ていますし、夢の住人だと思っている子どもたちも多いんじゃないかな。僕は普通に電車も乗りますし、スーパーへも買い物へ行くんですが、街を歩いていても声を掛けられることもないです。こんなところにいるはずないって、うたのお兄さんを別次元の人間だと思っているからじゃないでしょうか。

――お酒を飲みに行ったりすることもあるんですか？
横山だいすけ　僕、あまりお酒を飲むほうではないんですよ。どちらかというと甘いものが好きで、炭酸ジュースが好き（笑）。出演していた当時は、コンサートで地方へ行くと、必ず名物のお菓子を買ってきて、みんなで食べていました。

新たな自分を『魔女の宅急便』で見せることができたらうれしい

――この9年間でリリースした作品はじつに60作品、128アイテム。6月7日にはアルバム『おかあさんといっしょ メモリアルPlus〜あしたもきっとだいせいこう〜』も発売されます。
横山だいすけ　『おかあさんといっしょ』を観てくれてる子たちには、おなじみの曲もたくさん収録されたアルバムです。昨年のメモリアルDVD・CDとあわせて僕が過ごしてきた9年間が凝縮されていますので、ひとつの思い出として、子どもたちといろんな曲を聴いて、楽しんでほしいですね。

――あつこお姉さんとの曲で特に印象の曲は？
横山だいすけ　「あおうよ！」は、（小野）あつこお姉さん（2016年4月4日就任）とのスタートとなった曲なので、思い出深いですね。たくみお姉さんからあつこお姉さんに代わった瞬間を経験している子どもたちもいるので、出会いと別れを思い出す曲として聴いていただきたいです。

――卒業後の活動としては、6月1日から上演されるミュージカル『魔女の宅急便』にも出演。どんな思いを感じていますか？
横山だいすけ　うたのお兄さんになる前、劇団四季でミュージカルを経験させていただいたんですが、また新たな自分を『魔女の宅急便』で見せることができたらうれしいですね。横山だいすけにとって新たなチャレンジになるので、今、とてもドキドキしています。新しいカラーの自分を見せたいし、勇気や希望をのせて、これからもたくさんの子どもたちに歌を届けていきたいと思います。
（取材：今 泉）

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  DVD『NHK「おかあさんといっしょ」メモリアルPlus 〜あしたもきっと だいせいこう〜』

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  CD『NHK「おかあさんといっしょ」メモリアルアルバムPlus やくそくハーイ！』

【インフォメーション】
DVD
『NHK「おかあさんといっしょ」メモリアルPlus 〜あしたもきっと だいせいこう〜』
CD
『NHK「おかあさんといっしょ」メモリアルアルバムPlus やくそくハーイ！』
6月7日同時発売