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【人気漫画家SP対談】“コナン”青山剛昌דちはやふる”末次由紀、貴重なコラボイラストも完成!

 劇場版シリーズ21作目にして、百人一首をテーマにした映画『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』。4月15日の公開を記念して、原作者の青山剛昌氏と、同じく百人一首をテーマにし、実写映画化もされた人気漫画『ちはやふる』の原作者・末次由紀氏の対談が実現。両作品の魅力を語るとともに、自作のキャラクターを1枚の紙に描いたコラボイラストを描き下ろし、その様子を収めた映像も披露された。

激レア! 青山剛昌先生×末次由紀先生、コラボイラストのメイキング動画

「映画でかるたを扱ってもいいよね、コナンくん」相乗効果を期待

 2人が会うのは今回で2回目だといい、和やかな雰囲気で対談が始まった。青山氏は「『ちはやふる』が好きだった」と打ち明け、末次氏も“コナン愛”をにじませる一幕も。お互いの作品について語った対談の模様を紹介する。

 まずは、お互いの作品の印象について、青山氏は「最新刊読みましたよ、面白かったです。詩暢ちゃんが良かった」と声を弾ませると、末次氏も「去年の映画『名探偵コナン 純黒の悪夢』を観て、すごく盛り上がっていたので新作も楽しいんだろうなって期待が高まっています。今回は予告編が流れたときから、私のファンの子たちもざわっとしていました。『コナンに百人一首? 先生大変ですよ』っていう報告がきて、楽しみにしていたら関わりの深い単語がいっぱい出ることになって。これは私しゃしゃり出ようって、スタンバイしていました。“紅葉”自体が千早にとってのキーアイテムなので、親しみを持っています」と、今回のコラボ実現を楽しんでいる様子。

 『ちはやふる』が好きだったこともあり、映画で“競技かるた”を絡めようと提案したという青山氏は「実写映画『ちはやふる』が公開した後だから、映画でかるたを扱ってもいいよね、コナンくんって思っていたら、その後また実写映画の続編があるんですよね。やばいって思いました(笑)。でも、これで競技かるたが盛り上がるといいですね」と相乗効果を期待。今回の映画でも競技かるたのシーンが登場し、「かるたならではの謎解きも入ってくる。かるたのシーンは難しくて、なかなか『ちはやふる』を越えられないです」と頭をかいた。

人気連載を抱える漫画家ならではの「あるある」とは?

 続けて、映画から登場する新キャラクター・大岡紅葉が、『ちはやふる』の若宮詩暢と近い設定になってしまったことに触れた青山氏が「遠山和葉のライバルキャラを京都の子にしようってずっと思っていた。映画に出そう、かるたにしようと。偶然かるたで高校生クイーンという設定になってしまって、すみません」と頭を下げると、末次氏は「そのうわさを聞いたときから、私のなかの詩暢がメラメラしています(笑)」と冗談めかして笑いあった。

 2人とも人気作品の連載を抱えているだけに、末次氏は「最近ファンの子たちが優しくて、『先生無理しないでください。終わることが大事ですから、待ちますから』って言ってくれます」と明かすと、青山氏も「あるある」とうなずき、「『私は蘭ちゃんみたいに待っていますから』って言われたことがあって、それはうれしい。でも、厳しい人もいますよ。『そろそろ、あの方の正体をバラしてもいいんじゃない?』とか、『新一と蘭のチューが見たい』とか」と、裏側を話して盛り上がった。

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