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(更新: ORICON NEWS

韓国ミュージカル特集:K-POP&韓流ドラマの後を追う?話題作『マイ・バケットリスト』日本上陸

パク・シファン&キム・ナムホ、チュ・ミンジン☆インタビュー
世代を問わずグッとくるはず!笑って楽しめる“重い”テーマ
 今回が初来日となるヘギ役を演じるパク・シファン、これまでにも日本でのミュージカル出演経験があるカング役のキム・ナムホとチュ・ミンジン。3人それぞれが感じている『マイ・バケットリスト』の魅力とは? 日本公演に向けての想いも語ってくれた。

俳優がみんなイケメンだから人気作になった(笑)

――シファンさんとミンジンさんは韓国での『マイ・バケットリスト』公演にもご出演されていますが、再演、再々演と公演を重ねてきた人気の理由をどう考えていますか?
シファン物語のなかに希望があるストーリーが展開されるということがまず第一です。ヘギを待っているのは死なんですけど、そんな彼がバケットリストを遂行していくところに希望があふれています。それをふたり芝居で演じていく。重いテーマのわりには、笑いもあるライトな描き方で、重すぎずに楽しめるところがいいんじゃないでしょうか。
ミンジン理由はふたつあります。ひとつはそこで描かれる死、もうひとつは夢。人は誰でも夢を持って生きて、最後は死を迎えます。この話のなかでヘギは夢を叶えて死んでいくんです。ひとりの人間の人生そのものが描かれるので、世代を問わず心にグッとくるものがあると思います。
シファンあと、俳優がみんなイケメンだから人気になったと思います(笑)。ミュージカル俳優ファンの若い人たちばかりでなく、幅広い世代の方にご来場いただきました。バケットリストの内容は若者向け過ぎることもなく、ふたりの生き方のどこかに誰もが共感できる部分があります。公演後に出待ちしてくださるファンの方などから話を聞くと、若い方から年配の方まで、みなさんそれぞれのおもしろいところがあるのがわかりました。
ナムホ僕は初演のときにミンジンさんとの共演でオファーをいただいていたのですが、日本への留学があって辞退させていただいていました。なのでこの企画については最初からよく知っていて。この作品は、誰もが一度は考えるテーマを描いています。台本を読みながら、観る人に“どう生きるか”という人生を考えさせる物語だと感じていましたので、それをうまく表現できれば、きっとヒットすると信じていました。

日本のみなさんにもきっと気に入っていただける

――この作品を日本で上演することに対してはどう思いましたか?
ミンジン僕は今回が3作目の日本公演への出演なのですが、最初は文化も違う国に行って自分たちの公演がどう受け止められるか不安もあったのですが、いざフタを開けてみると、みなさん本当に楽しんでいただけて、そんな心配は杞憂に終わりました。今回はどうしたら作品のテーマをより伝えられるかというところに重点を置いて準備してきています。みなさんのリアクションが楽しみです。
ナムホこの作品は日本のみなさんが好きなジャンルだと思います。僕もこれまでにも日本での公演に出演してきているので上演時の雰囲気もわかっていますし、今回の作品での日本公演が決まったときには、日本のファンの方々がすごくよろこんでくれました。だからまったく不安を感じていることはなくて、ずっと楽しみにしていました。ミンジンさんが言っている通り、とにかく演技に集中して、なにをどう伝えていくかということを大事にして稽古に臨んでいます。
シファン今回が初めての日本です。僕は日本のドラマが好きなのですが、この作品も大好きです。なので、日本のみなさんもきっと気に入っていただけると思います。それよりも、自分自身が日本のステージに立ったときになにを感じるのかがとても気になっています。楽しみ過ぎていまからドキドキです。

マイ・バケットリスト

 少年院から出所したばかりの不良少年でミュージシャンのカング。生きることにうんざりして自殺を試みようとしたときにかかってきた1本の電話。なんと自分が死に至るウイルスに感染したというのだ。急いで病院に向かったカングは、悪性腫瘍患者で“リアルに余命宣告された少年”ヘギと出会う。
 残された時間で死ぬ前に絶対にやってみたいこと=バケットリストを実行していたヘギは、自身が死んでも悲しまないだろうカングに、高額のアルバイト料と引き換えに自分のバケットリストを実行する旅に誘う。ふたりはヘギのバケットリストを実行する『プラシーボ・プロジェクト』を始めるのだが……。

キャスト
 カング(トリプルキャスト)/ドンヒョン(BOYFRIEND)、キム・ナムホ、チュ・ミンジン
 ヘギ(ダブルキャスト)/チョンジ(TEENTOP)、パク・シファン
公演期間:2017年2月25日(土)〜2017年3月12日(日)
 ※2月27日(月)、28(火)、3月6日(月)、7日(火)休演
会場:東京シーサイドフェスティバル ホールB(東京都江東区青海1丁目2)
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