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俳優としても評価高いTOKIO・松岡昌宏、女装の家政夫役で俳優として新境地なるか?
“次代を担う時代劇スター”としても期待されている松岡昌宏
「俳優としての松岡さんは、『サイコメトラーEIJI』(日本テレビ系)シリーズの明日真映児役で連ドラ初主演を果たし、『金田一少年の事件簿』(同系)の堂本剛さんと並んで、“少年マガジン×日テレドラマ”の黄金タッグの伝統を築き上げました。以後、『ショカツ』(フジテレビ系)の羽村斗馬役、『新・ 美味しんぼ』(同系)の山岡士郎役など、男らしい主役どころを数多く演じてきています。2007年から続いている『必殺仕事人』シリーズ(テレビ朝日系)では、筆に仕込んだ猛毒を殺し道具とした“経師屋の涼次”役を演じて、近年のハマり役となっています。以前、松岡さんは、時代劇では中尾(彬)さんに絶賛されるほどの演技力を見せ、“次代を担う時代劇スター”としても期待されてるんです」(ドラマ制作会社スタッフ)
久しぶりの主演作で“女装家政夫”役という“ギャップ”
「そこに満を持しての“女装家政夫”役と、そのインパクトは誰もが認めるところでしょう。阿部寛さんは、かつてバブル崩壊後に不遇時代に突入しますが、役にこだわらず何でもこなし、徐々に認められました。2000年の『TRIC』(テレビ朝日系)で、徹底した三枚目のコミカルな役がはまりブレイクしたように、松岡さんもこれまでに培った“演技力”が発揮されて、役者として大ブレイクする可能性があります。阿部さんもそうですが、あの上背とガタイのよさは貴重。今回の役でのある種の“ギャップ力”も、他の役者さんではなかなか出せないものでしょう」(前出のスタッフ)
ちなみに『家政夫のミタゾノ』では、主婦に役立つ“お役立ち家事のHOW TO”も披露されるというが、『ザ!鉄腕!DASH!!』で披露する料理の腕前やDIYぶりを見ても、その説得力は抜群だろう。先日放送された特番『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組No.1決定戦2016秋』でも、ニラ焼きそばを作った際、ゲストに「松岡さんの味つけが最高!」と評されていた。“熱い男”ばかりではなく、歌舞伎役者ばりの“色気”のある演技でも定評がある松岡だけに、今回のドラマを機に、役者としても更なる幅を広げてくれることになりそうだ。