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知英、日本で女優活動に打ち込んだ2年間「ひとりの寂しさもあった…自分に負けちゃいけない」

日本で女優活動をスタートしてから間もなく2年になる元KARAの知英。その間、ドラマから映画へと活躍の場を広げ、妖怪や暗殺者、父親と体が入れ替わる女子大生など多彩に演じてきた。そして、この秋には主演での初舞台にも挑む知英が、いまにたどり着くまでの日本での女優業を振り返りながら、性同一性障害で心は男性という難役に臨んだ最新主演映画『片想いスパイラル』について語ってくれた。

周りからは「性格が男らしい」とよく言われる

――以前「ラブストーリーに出たい」とのことでしたが、『片想いスパイラル』で実現しましたね。
知英ちょっと変わった片想いでしたけど(笑)。

――性同一性障害で女性に恋する役で。
知英大きなチャレンジだったと思います。見た目も何も全部自分ではないみたいで。髪も短いし、服装も今まで着たことがないハードな革ジャンとか。あと、心は男性という設定だったので、声を低くしたり仕草も男性っぽくしなきゃとすごく気をつけました。

――最初にそのいでたちの自分を鏡とかで見て、どう思いました?
知英男に見えました。「カッコイイかも。ホレる」とマネージャーさんに言われ笑ってました(笑)。
――振る舞いも単に男性っぽいというより、イケメンな感じで。
知英握手の手の出し方、歩き方とか、全部監督と「ここどうします?」と相談しました。タバコをくわえるシーンもあったので。

――たとえば握手するときは、普段の知英さんとどこが違いました?
知英指を開いて差し出しました。手を大きく見せたかったから。

――知英さん自身には男性的な部分はありますか?
知英自分ではよくわかりませんけど、周りのスタッフさんたちに「性格が男らしい」とよく言われます。決断が早いんです。買い物に行っても何をしても。そういうところですかね?

私は片想いをしたことがなくて……

――恋愛に対する考えに男女で違いはあると思いますか?
知英ソヨンは特別な設定だったから、好きでも「好き」と言えなかったけど、男性だったら「好き」とはっきり言ったほうがいいと思います。でも、それは男女関係なく、みんなそうしたほうがいいと私は思うんです。好きな気持ちがあれば、隠す理由はないじゃないですか。

――まあ、そうですけど……(笑)。
知英私は好きな人がいたら、すぐ正直に言うと思います。後悔しないように。好きと言って断られても、後悔はしないじゃないですか。ずっと好きなのに言えなくて、相手がどこかに行っちゃって会えなくなって「ああ、言えなかった……」というのは、あまりいいと思えなくて。
――映画のテーマになっている“片想い”の切なさは経験ないですか?
知英私は片想いをしたことがなくて。相手が私を好きでないと興味が持てないんです。だから、ずっと一方的に好きな人がいるとかはなかったです。でも一度、幼稚園のときにありました。当時の写真を見ると、いつも好きな男の子のそばでベッタリして、うれしそうな顔をしてるんですよ(笑)。その子のほうはクールな顔をしてましたけど。だから、それがたぶん片想い? プラス初恋だったと思います。好きとかはわからなくて、告白はしていません。ただ、すごく気になっていて、その子のことは今でもよく覚えてます。

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