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ORICON NEWS
乃木坂46に続く「坂道シリーズ」第2弾の欅坂46ってどんなグループ?
アイドルに興味はあった?
菅井 初めまして、私は東京都出身、乗馬が趣味の菅井友香です。
平手 私は愛知県出身、中学2年生の平手友梨奈です。
鈴本 同じく愛知県出身、鈴本美愉です。よろしくお願いします。
――欅坂46にオーディションで選ばれた瞬間はどんな気持ちでしたか?
菅井 私は当時19歳で、ラストチャンスだと思って欅坂46のオーディションを受けたんです。しかも、私の番号は46人中の43番で、ずっと私の名前を呼ばれなかったので、もうダメだとあきらめかけていたら、最後の最後に私の名前が呼ばれて。そのときは、信じられない気持ちと、部活動(馬術部に所属)に支障が生じるんじゃないかと心配な気持ちと両方訪れました(笑)。
――喜びで頭の中が真っ白になるのではなく、意外と冷静だったと。
鈴本 私も喜びというよりは、これから先への不安のほうが大きかったですね。
――でも、自分で欅坂46のメンバーになりたくて応募したんだよね?
鈴本 私はお友達に誘われて応募したんです。気づいたら1次、2次……とどんどん進んでいって、最終選考に残ったときに初めてあっ私すごいところにいるんだ、どうしよう〜って。
菅井 わかる! だから、最後まで正直、実感がなくて。
――友梨奈ちゃんは?
平手 私は自分を変えたくて応募しました。
――もともとアイドルに興味はあった?
平手 お兄ちゃんが乃木坂46さんのファンで、一緒に映像を見たり、楽曲を聴いて、いいな〜って思っていたので、選ばれたときは、すごくうれしかったです! でも、
――でも?
平手 オーディション後の記者会見のとき、私がフロントに立たせていただいたんですけど、隣が鈴本美愉で。インタビューされたときに、どうしたらいいのかテンパってしまったときに、美愉が優しくこうしたら大丈夫だよってアドバイスしてくれて。
――美愉ちゃんが助けてくれたと! いいエピソードじゃない!
平手 それまで美愉のことをすごく気が強そうな人だって思い込んでいたので、
鈴本 ひどい(苦笑)。
――でも、それまでの誤解が解けたと。
平手 なので、あのときの鈴本さんに戻ってほしいなって。
一同 (笑)
――えっどういうこと?
平手 最近また私にきついことを言ってくるんです。
鈴本 そんなことないです。それこそ友梨奈の勝手な思い込みです。
――友梨奈ちゃんは美愉ちゃんの言葉に傷ついていると。
平手 いや、そんなに。
一同 (笑)
菅井 そばで見ていると、2人のやりとりがすごくおもしろいんです。
鈴本 私は全然おもしろくないです(笑)。
――でも、そうやって早くも本音トークができちゃうのも仲の良い証拠じゃないかと。
菅井 うらやましいです。私はまだ猫をかぶっている状態なので(笑)。早く2人みたいになんでも言い合えるようになりたいです。
先輩の乃木坂46メンバーからアドバイスは?
菅井 ずっとテレビで観ていた方たちが目の前にいらっしゃって、夢なのか現実なのかわからなくなってしまって。しかも、私たちはデビュー前なのにいきなり同じステージに立たせてもらったので、舞台裏でいじめられたらどうしよう〜って不安でいっぱいだったんです(苦笑)。でも、舞台裏でもみなさん優しくしてくださって、改めてこういう素敵な人たちになりたい! って、先輩方を見て新たな目標ができました。
――乃木坂46のメンバーと特別なやりとりや、彼女たちから何かアドバイスされたりしましたか?
平手 その日は乃木坂46さんの「制服のマネキン」で、私が欅坂46のセンターを務めさせていただいたのですが、実際のセンターである生駒(里奈)さんから直々にアドバイスをいただきました。
――生駒ちゃんから具体的にどんな風にアドバイスされたの?
平手 自分(生駒)と同じフリをしようとするのではなく、平手ちゃんらしいものを出せばいいからって。あと、平手ちゃんはすごく笑顔がいいから、笑顔をもう少し見せたほうがいいよってアドバイスをいただいたうえに、実際に何度もフリを見てくださって感激しました。
――ほかのメンバーからは?
平手 白石さんにも「頑張ってね!」って言葉をいただいたり。
鈴本 本番前に廊下で待機しているときに、緊張で思わず泣いてしまったんです。そしたら、隣にいた松村沙友理さんと生田絵梨花さんが「大丈夫だよ」って声をかけてくださって、すごく心強かったです。普段の私はあまり感情を表に出すタイプではないので、「堂々としているように見えてたけど、実はすごく緊張してたんだね」って、お2人に言っていただいて、うれしくて逆に涙が止まらなくなってしまいました(笑)。
菅井 私は人見知りで、自分から話しかけたりすることができないのですが、現場でお会いするたびに高山一実さんが「菅井ちゃん」って私に声をかけてくださって、毎回勇気をいただいています。
平手 あと、生駒さんには、本番に向かうエレベーターに乗るギリギリまでアドバイスしていただきました。
――後輩思いのいい先輩に囲まれて幸せだね!
一同 (一斉に)はい!
鈴本 幸せを感じると同時に、先輩たちの足を私たちが引っ張るようなことをしちゃいけないなと思いました。