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中条あやみインタビュー『課題がたくさん…日々成長しないといけない』

『ポカリスエット』や『メリット』のCMに出演し、息をのむほどの美しさで注目を集めた中条あやみが、8月29日放送の『ほんとにあった怖い話・夏の特別編2015』(フジテレビ系)の1作『閑却の社』に出演する。真っ暗な闇のなかをさまよう夢を毎日見続ける女子高生に起きたことは……。ほぼ全編のひとり芝居に挑んだ心境と撮影の裏話、女優として歩み始めた新たな道について聞いた。

叫ばなかったら撮影が終わらない…

――『ほんとにあった怖い話』は自分でも観ていたそうで。
中条小・中学生の頃、夏休みに友だちで集まってお泊りするとき、怖いからみんなで一緒に観ていました。夏の恒例行事みたいなイメージがあります(笑)。

――普段は怖がりなんですか?
中条おばけ屋敷とかはダメです。学校の文化祭のおばけ屋敷も入れないぐらい。友だちといちど入ったことがあって、おばけのクオリティは別にして(笑)、急に「バン!」とか大きい音を出されると、ひとりで叫んでいました。
――最近で怖かったことというと?
中条家で夜中にお腹がすいて、パンを食べようと思ったんですね。トースターで焼いて、お皿にのせて机の上に置いて、飲み物を取りに行って戻ってきたら、パンがないんです! 「えっ? なんで!?」と思って、怖くなって……横を見たら、うちのワンちゃんがパクパク食べていました(笑)。

――ネタじゃないですか(笑)?
中条そういうオチがありました。でも一瞬、本当に怖くなったんです!

――今回の『閑却の社』では、悲鳴を上げるシーンがあるとか。
中条映画『零〜ゼロ〜』のとき、背中を押されて階段を落ちるシーンで「叫んで」と言われたのに、叫べなかったんです。でも今回は、叫べなかったら撮影が終わらないと思って(笑)、演技で初めて叫べました。

――何かをイメージしたんですか?
中条どうやったら叫べるか考えて、最初はジェットコースターを思い出してやりました。何度も撮っているうちに、だんだん叫べるようになった感じです。監督のこだわりが強くて、恐怖の表情やリアクションも1回1回丁寧にご指導をいただいたので、納得しながら演じることができました。

「バレたか」と笑っちゃいました(笑)

――ショートストーリーですが、女優としてどんなことを意識して臨みました?
中条観ている皆さんに怖がっていただきたくて。私に感情移入して観てもらいたいので、リアルに怖がっている、本当の恐怖感が出せればいいなと。

――真美という役の人物像もイメージしましたか?
中条制服を着ている高校生ですけど、台本ではキャラクターがあまりわからなくて。部屋のセットに入ったとき、どんな性格なのか想像しました。ピンクの小物が多かったからガーリーな女の子で、ちょっと上の年代向けの雑誌が置いてあったからマセたところもある子かな……とか。
――ほとんどひとり芝居なんですよね?
中条台詞が少ないぶん、演技がすごく難しかったです。ジャンルとしてホラーはとても難しいんだと気がつきました。

――実際に怖い夢を見て起きた経験はありますか?
中条寝ている途中で起きることはありませんけど、起きてから「怖い夢だった……」ということはありました。大水が来て、さっき言ったパンを食べたワンちゃんが流されてしまうんです。私が助けに行こうと飛び込もうとするんですけど、家族に止められて泣いていて。起きたら本当に枕が涙でビッショリでした。

――同じ夢を何度も見ることは?
中条その夢をけっこう見ました。高校を卒業してからはあまり見なくなりましたけど、高校時代は多かったです。夢診断で調べたら……内容は言えませんが、「バレたか」と笑っちゃいました(笑)。

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