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平祐奈インタビュー『高校生になって怖さが薄れた!?』
姉でもあり、先輩でもあり、一番身近な友だち
平お姉ちゃんも怖がりだから、「台本が読めないよ〜」と言ってました。バラエティの現場から帰ってくると2時間ぐらい語るのに、『呪怨』を撮っている間は疲れ切った顔で帰ってきて、「怖すぎて……」と話していました(笑)。
――本当に姉妹仲が良いみたいですが、14歳上のお姉さんって、どんな感覚ですか?
平一番身近な友だちみたいな感じです。姉でもあり、女優としての先輩でもあって、演技のアドバイスももらいます。
――『青鬼』でも何かアドバイスを?
平今回は、お姉ちゃんも怖がっちゃって(笑)。でも、ヒロインということで台本の1ページ目に私の名前が出ていて、「良かったね」と写真を撮っていました。ほかの作品ですけど、私は泣く演技が苦手で、鏡を見て泣くシーンの前に「どうすればいいの?」とメールしたら、「鏡に映った自分を見て泣くんじゃなくて、辛い過去を思い出したんじゃない?」と長文で返ってきて。本番では、辛い出来事を想像して泣けました。
平この前、お姉ちゃんがサスペンスで犯人役を演じたとき、気絶するシーンで白目になっていたんです。ビデオを止めて「ここ、すごくない?」と言ったら、「白目になってる!」と自分でも驚いていて。お姉ちゃんは役になり切っちゃうんです。家で台本を読んでいるときも涙を流しているし、自分のシーンを観てももらい泣きするぐらいだから。いつも勉強になっています。
――祐奈さんは今後も女優を中心に活動していこうと?
平はい。映画にたくさん出たいです。お客さんに「おもしろそう」って劇場に足を運んでいただきたくて、そういうふうに思ってもらえる作品にどんどん挑戦したいです。
寅年の同年代女優と一緒に叫びたい!?
平ライバルとは思っていなくて、同じ寅年の方が今多いので、一緒に「ガオーッ!」と叫びながら走っていきたいです。叫んでくれないかな(笑)?
――仕事以外で興味を惹かれることはあります?
平カメラです。去年の誕生日にお姉ちゃんに一眼レフをプレゼントしてもらって、ISO感度とか勉強しながら、いろいろなものを撮っています。好きなお空とか、撮影で行った海とか、今は京都に行っているので竹とか山の風景も。あと、お寺めぐりもしていて、御朱印集めもマイブームです。
――女子高生にしては渋いですね(笑)。
平前からお寺や神社は大好きで。御朱印集めは、明治神宮に行ったときに大安だったから「ちょうどいいかも」と始めて、善光寺のお参りにも行きました。
平ホントですか? 楽しいことは毎日いっぱいあります。とくに、学校でみんなとワイワイ話しているときと、ごはんを食べているとき(笑)。
――どんなものを食べているときが?
平白ごはん! 白米が大好きです。ごはんと梅干しがあれば満足できます(笑)。東京の方って、焼肉に行くと白ごはんを食べませんよね。私は関西育ちで、お肉には必ずごはんなんですけど、東京だと頼み辛くて。京都で焼肉に行くと、「ごはん食べんの?」と言ってくれて頼めるから、最高です(笑)!
――『青鬼ver.2.0』が公開になる夏は、どう過ごしたいですか?
平『青鬼』は私も映画館で観たいです。ホラーが苦手な方も、ゲーム感覚でキャーキャー言いながら楽しめると思うので。あと、スイカ割りをしたい(笑)。毎年、千葉の祖母の別荘でやるので、今年も行けたらいいなー。でも、私はいつもスイカに当たらなくて。お父さんかお兄ちゃんが割って、私は岩とかを叩いて手が痛くなるんです(笑)。
(文:斉藤貴志/撮り下ろし写真:逢坂 聡)
青鬼 ver.2.
監督:前川英章
出演:中川大志 平祐奈 松島庄汰 久松郁実 勧修寺玲旺
2015年7月4日(土)全国ロードショー
(C)2015 noprops・黒田研二/「青鬼 ver.2.0」製作委員会
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