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(更新: ORICON NEWS

BEYOND2020『海外ファンとの接点創出“ビッグエコー”がインバウンド施策開始』

 11月から第一興商が、カラオケルーム「ビッグエコー」秋葉原駅前店と渋谷パート2店の2店舗でインバウンド施策を試験的にスタートさせた。主な施策としては「英語版受付表」、「無料Wi-Fi サービス」、「外国人向け日本食メニュー」、「コスプレ衣装貸出」などだ。

 日本発祥でいまや世界中で親しまれるようになった“KARAOKE”だが、国内のカラオケルームの外国人旅行客の利用はそれほど多くなかった。国内のカラオケ機器は、操作端末の進化も目覚ましく、音程から振付確認まで手元ででき、さらに通信環境が向上したことで、カラオケルームへライブ映像が生中継される試みも実施された。第一興商の担当者は「日本の先進的なカラオケ体験を自国に持ち帰ってもらうことで、海外のカラオケ文化の発展にも繋げたい」と語る。すでに成果も出始めており、11月7日の開始後、秋葉原駅前店では、週3組程度だった外国人利用客が、週15組まで増加した(7割が欧米人)。まずはこの2店舗でニーズを探り、サービスの充実化を図るとともに、京都など訪日外国人が多い都市を中心に順次拡大させるという。

 海外のジャパンイベント会場では日本語の歌詞を、アーティストと一緒に歌う現地ファンの姿を目にすることも珍しくなく、カラオケルームが海外のファンとの重要な接触ポイントの1つとなる可能性は高い。アーティスト側でも、同社のインバウンド施策との連携を探る価値はありそうだ。

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