(更新:)
ORICON NEWS
オダギリジョー「困難は乗り越えるしかない」
「ある意味阪本監督がチェ・ゲバラ、僕がフレディ前村」
「監督からオファーをいただいたのが出演のきっかけです。今の日本の映画界で、まず成立するのが難しそうな映画だなと思いましたが、それに敢えて挑戦する監督やプロデューサー陣の『革命』に参加したいと思いました。ある意味監督がチェ・ゲバラで、僕がその想いに賛同したフレディ前村のような感覚ですね」
映画『エルネスト』は歴史ものであり、オリジナル脚本のドラマであり、実在の人物が遺したものを描くドキュメンタリーの要素もある。スペイン語での演技を行ったキューバロケの思い出を聞くと。
でも、キューバの現地スタッフさんは、僕ら日本から来たスタッフに対して、誠意を持って対応してくていました。もちろんモノも足りないし、難しいこともあったと思いますが、だからこそ良い作品を作るというゴールに共に迎えたのではないかと思います。それぞれのパートの方全てが想いを共にしてくれ、日本でもあまり見ないくらい仲の良いチームになっていました。日本の映画に参加する、ということではなく、自分たちの映画として捉えてくれたことが何より嬉しかったですね」