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(更新: ORICON NEWS

内田篤人「ふり幅は大きい方が燃える」

サッカーで結果を出す。そのほかは自由でありたい

自分の道を突き進むプロのスポーツ選手である一方で、女性誌の表紙を飾ったり、バラエティ番組からの出演依頼など多彩な顔を持つ内田選手。飄々とした言動にもファンが多い。多彩なフィールドで活躍する、内田篤人流の人生の楽しみ方とは。

「僕らは芸能人とちがって人気商売ではないので、特に人から好かれる必要はありません。だからメディアに出させていただくときも聞かれると好きな事を言っちゃう。「なんだよ内田」って言われてもサッカーで結果を出せば問題ないので(笑)。好かれるに越したことはないですが…僕は自分の見せ方は自由だなって思っています。本田圭佑さんみたいに力強くサッカー選手としての姿を見せる方もいますし、僕みたいに何とも思っていない人はジャージでそこら辺をうろうろします(笑)。あまり人の目は意識していないですね」

あまりインタビューでサッカーのことを語らないことでも知られる内田選手。心のままに生きつつも、芯となる部分では黙って結果を出すから多くは語らない。そんな日本男児的な考えを持っていた。

「考え方や答えはどんどん変わっていくものですから。部分的に切り取られて誤解を与えるのが嫌なんです。『あの時こう言ってたじゃん?』『その後に考えが変わった』っていうのは、人間だから当然ありますよね。アスリートは練習をさぼるとか、態度がどうとか、そういうことは結局全部自分に返ってきますから。それは分かったうえで行動しています」

サッカーに夢を見てほしい

内田選手には日本サッカー業界に海外で活躍する選手のロールモデルになっていきたいという思いがある。スター選手になれば結果としての報酬を手にできる。

「もう一つのモチベーションは「お金」ですね。プロサッカー選手は仕事なワケですし。お金は結果の報酬であり、サッカー選手としての評価です。いい選手にしかお金を払わないのは当然。今中国は何百億って選手を獲得していますが、完全に評価。価値ある選手がたくさんお金をもらうのは当然のこと。そういう意味でもお金は一番嘘をつかない」

「金がモチベーション」とプロらしいドライな言葉を発しつつも、「これからサッカー選手を目指す人や子どもに夢を与えたいです」と屈託なく笑う。本インタビューでも語ってくれた「仲間との絆を大切にしてほしい」「次の世代に夢を見てほしい」そんな思いが昨年一つの形になっている。

内田選手は2016年にイラストレーター・詩人の326氏作の絵本『がんばれウッチーマン』(PHP研究所)の監修をした。その中でも内田選手の想いが綴られている。

「この絵本を読んでくれた子どもたちが、周りにいる人たちをもっと大切にしよう、ケンカしているお友だちと明日仲直りしよう、なんて思ってくれたらうれしいです」

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