「結婚を『ゴール』のように信じていたのです」――妻として、母として家庭を支え、役割をまっとうすることこそ幸せだと信じていた女性が、「既婚者同士のマッチングアプリ」を立ち上げた。46歳、結婚から約15年が経った頃のことだ。マッチングアプリは本来、男女の出会いの場であり、既婚者同士が利用するものではないというのが一般的な見解だろう。しかし、結婚生活の中で自尊心を失い、何年も心から笑えない精神状態に追い詰められた場合でも、家庭の外に救いを求めてはいけないのだろうか。自身の体験をもとに既婚者マッチングアプリ「ヒールメイト」を立ち上げた、レゾンデートル株式会社代表取締役の磯野妙子さんに話を聞いた。■「幸せがあると信じていた場所」が、なぜ苦しいのか
2026/06/12