俳優の倉科カナ(36)が27日、都内で行われたWOWOW『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』(3月3日スタート、毎週日曜 後10:00※全5話)の完成披露試写会前イベントが出席した。芸能界入りのきっかけとなった、バイトを掛け持ちした高校時代を振り返った。 作品にちなみ、逆境を乗り越えた経験を問われた倉科は「高校時代、4つバイトをしていたんです。働きすぎて『このまま生きていくのもつらいな、どうしよう』って」と、思い詰めてしまったことを告白。「思い切って環境を変えてみようと。母に昔、『天才テレビくん』などを見て『こういう番組に出て、楽をさせてあげるね』って言っていたことを思い出して、無理だと思ってたけど、東京に出て、応募してみようと行って応募したのがきっかけで、ここに」と芸能界入りの経緯を説明した。 そして「ぎりぎりの精神状態だったけれど、あれがあったからこそ、ここに立っていられたんだなと思います」と噛みしめた。
2024/02/27