日本国内でも人気の縦スクロールマンガ・webtoonだが、現在では韓国の作家が手掛ける作品が話題を集めることが多い。そんななか、LINEマンガの2023上半期ランキングで20位にランクインしたのが、日本で生まれた『2周目冒険者は隠しクラス<重力使い>で最強を目指す』(以下、<重力使い>)だ。先日、ついに2000万PVを突破するなど注目度は高まっている。日本ではまだまだ発展途上の「ヒットするwebtoonの作り方」について、原作者・猫子先生、キャラクターデザイン・作画のちくわ先生、制作を手掛けたwebtoonスタジオのフーモアに話を聞いた。 『2周目冒険者は隠しクラス<重力使い>で最強を目指す』は、魔物に対抗する能力が発現するようになった現代が舞台。主人公・伊駒は、S級冒険者まで登りつめたものの、能力的に伸び悩み落ちぶれる。さらに凶悪なドラゴンに襲われ致命傷を負うが、奇跡的に時間を巻き戻すレアアイテムを奪うことに成功。十年前に戻った伊駒は、一周目で得た知識を用いて〈重力使い〉の能力を取得する――という内容だ。ファンタジーとタイムリープといった、縦スクロールマンガ・webtoonで人気の要素が散りばめられている。──本作のユニークなところは、ファンタジーやアクション、タイムリープなど“webtoonの定番要素”が盛り込まれつつ、主人公が得たのが<重力使い>という他にあまり例のないギミックだった、という点です。このアイデアはどのように生まれたのでしょうか?
2023/09/15