俳優の黒島結菜(25)が13日、都内で行われた『アットホーム』新CM発表会に参加した。ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』が、9月末に最終回を迎えて以降、初の公の場に登場した。 発表会には親子役を演じる松重豊(59)も参加。松重は「ちょうど僕は一つ前の朝ドラ『カムカム(カムカムエヴリバディ)』に出ていまして、その後の黒島さんの半年があって僕は視聴者として見ていたので、その直後の撮影だったので、僕としては興味津々だった」と初共演を喜び、黒島を笑顔にさせた。 撮影を振り返り松重は「あとあれだけの芝居を半年間いろいろな方と演られてきたので。僕らが一番楽しいのはキャッチボール。CMの短いやりとりの中でも監督さんもいろんな可能性を探っていたのですが、それに黒島さんがきれいに球を返してくれるので楽しくて仕方ない時間だった」と芝居の掛け合いを満喫した。 松重の出演作を「たくさん観ていた」という黒島も「うれしいです。初めてとは思えなくてちょっと緊張もあったんですが優しく親子の関係で楽しく撮影できました。松重さんに引っ張っていただき、助けられながら楽しく撮影できました」と満喫した様子を明かした。 今回CMで演じたのは初めての一人暮らしにワクワクしながら物件探しする娘と、そんな娘を心配する父親役。「黒島さんとの息の合わせ方は15秒の尺でも表現できたのかな」と手応えをみせる松重に、黒島も「私も現場でも自然体でいられた。完成したCMも私自身もリラックスしているな、と空気感がとっても自然で楽しいシーンになったな」とコンビネーションが生まれたよう。さまざまなバリエーションでの撮影に、松重は「どう来ても黒島さんがきちんと球を受けて、さすが百戦錬磨。達人の技」と感心しきりだった。