俳優の吉永小百合が29日、都内で行われたクラフトビール『新スプリングバレー』の完成披露発表会に出席。吉永がキリンビールのCMに出演するのは「キリンラガービール以来、約20年ぶり」といい「あの時は、ハリソン・フォードさんと共演することができて、とても思い出に残っています」とほほ笑みながら振り返った。 新CMでは、吉永が日の出をバックに、遠くを見つめており、何かの始まりを予感させる。「なんで、ビールはどれも同じなんだろう」と吉永のナレーションが入り、ビールの注がれたグラスを持つ姿で、新しい時代の幕開けを表現。「ビールが、もう一度始まる。」という今後の思いを象徴したCMとなっている。 発表会では乾杯の音頭をとり、ひと足早く新商品を試飲すると「まろやかです」と満面の笑み。最後には「このビールが末永く愛されますように、また、困難な状況な中で懸命に耐えている方たちに1日も早く本当の春が訪れますようにと祈りながら、ごあいさつに代えさせていただきます」とメッセージを送った。