化粧品のモデルと言えば肌がきれいなことが当たり前。その“当たり前”には若々しさもプラスされることが多く、実際のターゲットよりも若い女優やモデルが起用される例がほとんどだ。化粧水などの基礎化粧品であれば「SK-II」で桃井かおりが起用されていることが有名だが、現在ではメイク用品のCMにも美しい高齢の女優が起用される例が増加している。この背景には、“美しさ”にもさまざまな捉え方があると言われるなか、生き方の価値が細分化され、より“リアルな美しさ”を求める声が高まっていることがあるのかもしれない。◆アンチエイジング商品の細分化 CMにはベテラン女優、レジェンドモデルが続々起用
2018/12/29